渡辺電機工業株式会社は、ビルや工場の計測・制御に最適なModbus®対応の小型I/Oモジュール「WMB」を発売する。
ビルや工場内における電力・流量の計測や空調機器等 動力の状態監視をよりローコストに実現できる小型計測機器で、汎用的な通信プロトコルであるModbus® (RTU)を搭載し計測システムの低価格化・簡素化に貢献する。
【開発の背景】
2020年の東京オリンピックを控え、大型ビルの建設が相次いでいる。また、既設ビルのリニューアル・設備更新への投資も継続的に行われている。
計測技術を活用しビル管理を高度化、利用者へ一層の利便性を提供する事への関心が高まっている。
これらの状況を踏まえ、同製品の開発に至った。
【本製品の特長】
1.大幅な小型化(65mm[W])を実現し、制御盤内のスペースを有効に活用できる。
2.3.5インチカラーLCD搭載のポータブル設定表示器を用意し、機器設定の簡素化やモニタリングの利便性を追求した。
3.デジタル入力チャネル(DI)はパルス積算入力(PI)としても使用する事ができ、電力デマンド監視用途でも利用する事ができる。
4.用途に合わせてデジタル入出力・アナログ入出力等5タイプの計測器を用意した。
(特に既設ビルのリニューアルでは制御盤をそのまま利用する事が多く、盤内スペースの有効活用の為に機器の小型化には強い要望がある。)
【販売価格】
デジタル入力モジュール WMB-DI16 定価 32,000円
デジタル入出力モジュール WMB-DIO8R 定価 32,000円
アナログ入力モジュール WMB-AI8 定価 60,000円
アナログ・測温抵抗体入力モジュール WMB-MAI6 定価 60,000円
アナログ出力モジュール WMB-AO4 定価 60,000円
(付属品)設定表示器 WMB-DM01 定価 40,000円
【受注開始時期】
2015年10月13日(月)
【関連リンク】
・渡辺電機工業株式会社
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