スズデン株式会社は、電気通信事業法に基づく「仮想移動体通信事業者(MVNO)」登録を行い、FAインテグレーターとしてのMVNO事業参入を発表した。
IoT化の拡大により、各種通信ネットワークを活用したデータ転送技術は、製造業だけではなく公共インフラや一般店舗での稼働監視や状態把握など、様々な用途に広がりを見せている。
「スズデンMOBILE」によるIoT/M2M専用モバイルインターネットサービスを活用することで、従来有線による通信ネットワーク構築が難しかった現場でのデータ収集や広大・広域な範囲における設備の遠隔監視・保守など、様々なシーンでの利用が可能になるという。
同社は、センシング技術によるデータ収集とIoT化に向け集約したデータの利活用で重要とされる「可視化」および「分析(Analytics)」に至るソフトウェアやアプリケーション構築までをワンストップでサポートできる、「スズデンIoTプラットフォーム」を提供している。
このプラットフォームに「スズデンMOBILE」を加わえることにより、労働力不足や業務効率カイゼンによる自動化ならびに「働き方改革」に向けたIT技術の活用など、顧客にマッチしたソリューションを実現するという。
スズデンMOBILEの特長は以下の通りだ。
- ドコモFOMA/Xi回線、データ通信専用SIM
- 1回線単位での契約が可能
- 運用のしやすさを考えた「年間プラン型」(途中解約金なし)、毎月の支払い手続きが不要になる
- SIMサイズは「標準」「マイクロ」「nano」の全タイプを準備
- 産業用途を意識した安定的回線を準備
- 「グローバルIP」、「SMS」などのオプションも準備
- グローバルIPは3G回線のみ
【関連リンク】
・スズデン(SUZUDEN)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。