AI特化型インキュベーターの株式会社ディープコア(以下、DEEPCORE)は、若手AI技術者や研究者たちの拠点となる、AI特化型インキュベーション施設「KERNEL HONGO」を、本年8月、東京・本郷にオープンする。
「KERNEL HONGO」は、WeWorkが全面的に協力し、デザイン監修などを行う最先端のコミュニティスペース。DEEPCOREは「KERNEL HONGO」から、世界に通用する破壊的イノベーションを起こすことを目指す。
「KERNEL HONGO」の対象となるメンバー(以下、KERNELメンバー)は、公募で選ばれた、AI技術者や研究者、AI応用分野人材などで、初期メンバーは約80人(本年7月18日現在)。KERNELメンバーが、企業や研究機関などとの共同実証実験や、多様な交流の機会を通して⾃らの内なる可能性に気づき、社会にインパクトを与えるイノベーションを起こす人材に成長する場を提供する。
KERNELメンバーへの提供される内容は以下の通りだ。
- コミュニティメンバーとの交流:同じ目標や興味を持つKERNELメンバーと交流し、情報交換や共同プロジェクトを行うことで、幅広いネットワークを築く。
- 「KERNEL HONGO」の自由な施設利用:WeWorkがデザインした先進的なインキュベーション施設を、24時間自由に利用できる。チームでのコラボレーション作業、個人での集中作業、イベント、他のメンバーとの交流など、さまざまな目的に合わせたエリアを用意。食事の提供も行う。
- 豊富な計算資源:NVIDIAのサポートにより、AIコンピューティングリソースが利用できるほか、技術コンサルティング、Deep Learning Institute(DLI)の参加、Inception Programへの推薦を含む包括的なサポートを受けることができる。
- 企業などとの共同実証実験:企業や研究機関などとの共同実証実験に参加できる。
- イベント、輪読会:ビジネスやAI分野のトップランナーを招いたイベントや、最新論文の輪読会などに参加することが可能。メンバーが企画するイベントも歓迎。
- メンターからの各種アドバイス:各種業界で活躍するメンターから、技術や起業に関するアドバイスを受けることができる。
- 有望なAIスタートアップへの投資:KERNELから生まれたスタートアップのうち有望な企業については、DEEPCOREが運営するベンチャーキャピタルファンドからの出資が検討される。
【関連リンク】
・KERNEL HONGO
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