アジアクエスト株式会社と、プロサッカークラブ「大分トリニータ」を運営する株式会社大分フットボールクラブと提携し、IoTスタジアム計画(※)の第二弾としてAIカメラをつかった実証実験を本年8月17日に昭和電工ドーム大分にて行う。
同実証実験では、AIカメラを使用して売店に並ぶ人を検知し、人数を数え、混雑具合を表示する。
来場者は会場に設置されたモニター、または大分トリニータ公式Twitterで告知される専用URLより、自身のスマートフォンで売店の混雑状況を確認できる。
売店の混雑状況を可視化することで、来場者が向かう売店を効率よく選べたり、売店をより空いた時間に利用したりすることが出来ると期待されている。
また、今回集計したデータを分析し、次回の試合での売店の配置に活用する予定だ。
両社は今後もこのような取り組みを実験的に行うことで、来場者とのコミュニケーションの時間を増やすことや、スタジアム内で感じるフラストレーションを解消することを目指す。
※ IoTスタジアム計画:アジアクエストと大分トリニータが地域イノベーションパートナーとして進めているプロジェクトの一つ。第一弾ではスタッフの位置情報と作業内容がリアルタイムにわかるIoTソリューション「Smart CUBE Dial(スマートキューブダイヤル)」を使用し、作業内容の記録、可視化を実施した。
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