人工知能テクノロジーを用いた対話システムの開発を手掛ける株式会社Nextremerは、2016年5月13日(金)14日(土)にかけて行われる、フィンランド発のスタートアップイベント「Slush Asia 2016」にて、人工知能対話システムを導入したホテルフロント対応デモンストレーションを初公開する。
アパホテル元谷芙美子社長を模した人工知能ボットをホテルの受付に
ホテルのフロント対応をするシステムを使ったデモンストレーションを公開する。アパホテルネットワークとして369ホテル60,912室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開するアパホテル株式会社の元谷芙美子社長をモデルにした人工知能ボット(人間に代わって自動的に実行するプログラム)がフロント業務を行う。
ホテルフロント対応システム 『MINARAI』~コンセプトは”人工知能OJT”~
第三次人工知能ブームの真っ只中、世界各地で熾烈な開発競争が進んでいるが、人工知能が人の仕事を100%まかなうようになるには更なる技術革新が必要だ。今回デモンストレーションで使用されるシステム『MINARAI』は、ホテルフロント受付システムのコンセプトプロトタイプだ。
システム最大の特徴は「人工知能と人との協業」がフローに組み込まれている点、【協業】という未来を描きながらこのシステムは開発された。
コンセプトは”人工知能OJT”、顧客と人工知能との会話が破たんした際は、人間のオペレーターにバトンタッチしてその後対応をひき次ぐだけでなく、その会話パターンを人工知能が学習する事でより高度な対話を実現できるようになる。
現状は日本語と英語に対応されており、その他様々な言語に対応することも可能だという。
【関連リンク】
・ネクストリーマー(Nextremer)
・アパホテル(APA Hotel)
・Slush Asia 2016
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