住友ゴム、日本ハムファイターズ新球場の駐車場で来場者にAIタイヤ点検を実施

住友ゴム工業は3月6日、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントとパートナーシップ契約を締結し、「北海道ボールパーク F ビレッジ(Fビレッジ)」と「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド)」の一般駐車場で独自開発した「AIタイヤ点検」を実施すると発表した。3月6日からオンライン予約を開始する。

今回の取り組みでは、エスコンフィールドでのプロ野球試合開催時に、一般駐車場「DUNLOP PARKING」を利用した人に「AIタイヤ点検」のサービスを提供する。来場者が試合観戦中に指定エリアに駐車した車のタイヤトレッド部(タイヤが路面と接触する部分)の画像をスタッフが撮影し、試合終了までにタイヤ交換の必要性を判定した結果をメールで知らせる。

「AIタイヤ点検」は、最新の画像認識AI(人工知能)ソフトを使い、タイヤの溝の深さに加え、偏摩耗を診断し3段階で摩耗状態の判定、結果を表示できるサービス。スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤを含む全てのタイヤの摩耗状態が判定できる。

スマートフォンのアプリケーションから撮影したタイヤのトレッド部の画像をAIが解析。主溝の深さの目安に加え、「センター摩耗」「ショルダー摩耗」のような偏摩耗も高精度に判定する。

点検結果画面のイメージ
点検結果画面のイメージ

AIによる摩耗状態の判定は、信号になぞらえ「青色」「黄色」「赤色」の3段階で示し、スタッフがキズやヒビの有無を目視での確認を加え、「問題なし」「ローテーション推奨」「交換が必要」の点検結果を表示する。

住友ゴムでは、過酷な道路環境で移動手段として自動車が大きな役割を果たす北海道で、今後もAIタイヤ点検を始めとする同社のタイヤブランド「DUNLOP(ダンロップ)」の各種サービスを体験してもらえる取り組みを行っていくとしている。

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