イタンジ株式会社は、ハウスコム株式会社に対し人工知能で質問の返信を行うチャット(AIチャット)の提供を行い、ハウスコムの運営するサービスサイトにて、サービスの提供を開始した事を発表した。
同サービスの人工知能(通称「コムるくん」)は、お部屋探しの顧客が興味をもった物件をあらかじめ登録しチャットで質問すると、即座に回答してくれる。
間取りや最寄駅からの距離、設備といった物件情報に関する質問に回答したり、その物件についての相談やリクエストについて一次受付もすることができる。
<イメージ動画>
https://youtu.be/yu_E3Y5lJt8
「マイボックス」チャットイメージ
同サービスが利用できる「マイボックス」は、ハウスコムが本年2月より提供を始めたサービス。
個人ごとにWEB上に専用の連絡ボックスを設けて、そのボックス内でチャットによるやり取り、メールでの連絡、物件情報の記録、WEB予約や書類の管理ができる仕組みとなっている。
今回、この「マイボックス」内に人工知能「コムるくん」を常駐させ、同社の営業時間内外を問わず、顧客の質問にすぐに自動回答できるようにした。
顧客は短時間で疑問が解消され、お部屋探しをより効率的に行うことが期待できる。
不動産賃貸の分野に、人工知能を続々と
イタンジとハウスコムは、不動産賃貸サービスの分野に人工知能を積極的に取り入れている。
すでに本年2月からディープラーニングをとりいれた人工知能を用いて、新しい物件検索サービスを提供してきた。今回のAIチャットは人工知能活用の第2弾としてのもの。
なお、人工知能の導入にあたっては、同技術に定評のあるイタンジと、年間6万8000件以上の仲介件数をもつハウスコムが連携し、独自仕様の人工知能プラットフォームを共同開発、ハウスコム専用のサービスとして運用していくという。
【関連リンク】
・イタンジ(ITANDI)
・ハウスコム(HOUSECOM)
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