感性を学習する1人1台のパーソナル人工知能技術「SENSY(センシー)」を有するカラフル・ボード株式会社は、「SENSY」技術基盤を活用し、「あなたの洋服」×「お店の洋服」を自由に組み合わせてコーディネートができる「SENSY CLOSET(センシークローゼット)」の提供を間もなく開始する。
本日7月6日よりティザーサイトを公開し、ECサイト運営企業向けの導入受付を開始した。また、「SENSY CLOSET」初の導入先として、夢展望株式会社と提携し、同社が運営する通信販売サイト「夢展望」PC Web版及びスマートフォンWeb版への導入を決定した。
「SENSY CLOSET」概要
「SENSY CLOSET」は、提携するファッションECサイト内のアイテムと所有アイテムを自由に組み合わせて、コーディネートを作ることができるサービス。また、ユーザーの感性を把握したAIが、個々人にパーソナライズドされたコーディネート提案を行う。主な機能は下記。
デジタル・クローゼット
SENSY CLOSET対応ECサイトで購入したファッションアイテムが自動連携保存される、ユーザー専用のデジタル・クローゼット。購入したファッションアイテムを、横断的に閲覧することができる。
コーディネート・エディタ
商品ページのアイテムを軸に、販売中のファッションアイテム同士(*1)、または対応ECサイトで購入済みのファッション(*2)を組み合わせて、コーディネートを作ることができる。お気に入りのコーディネートを保存しておき、そこから購入ページへと遷移することも可能。
*1:アプリケーション動作中のECサイト内のアイテムに限る
*2:アプリケーション動作中のECサイト内のアイテムに限らない
パーソナルAIによる提案
連携された購入済みファッションアイテムや保存したコーディネート情報をパーソナルAI「SENSY」が学習し、ユーザーに合わせた最適なコーディネートを提案する。
夢展望導入の背景
夢展望では、顧客満足度向上のため、下記4つの導入効果を期待し、「SENSY CLOSET」を導入することになった。
1.ユーザー1人1人の好みに合う提案を行うことによる新たな発見と購買動機の創出
2.事前にコーディネートをイメージすることによる、購入後のユーザー満足度向上
3.自分が似たような服を持っているかを確認できることによる、返品率の低下
4.「SENSY CLOSET」の新しいユーザー体験による、再訪率の向上
「SENSY」とは
ユーザーの「感性」を学習していく1人1台の人工知能。まず、2014年11月にファッションアプリとしてリリース。
ユーザーは、表示される提携ブランド(現在5000ブランド以上)の服の「好み」を分類することで、人工知能がそのユーザーのファッションセンス「感性」を学習し、まるで専属のスタイリストのように世界中のECサイトから、ユーザーの感性に沿ったアイテムやコーディネートを提案してくれるAIロボット型のアプリ。ユーザーの感性の移り変わりや、ファッションのトレンドも自ら学習し進化する。
2015年9月には「SENSY」を活用した店頭接客サービス、2015年11月には、EC 接客サービス、2016年6月には食分野での活用も開始。今後、ライフスタイル全般への拡大を目指す。
【関連リンク】
・カラフル・ボード(COLORFUL BOARD)
・夢展望(DREAM VISION)
・センシー(SENSY)
・センシークローゼット(SENSY CLOSET) ティザーサイト
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