AT&TとTech Mahindra、AIプラットフォームAcumosをThe Linux Foundationがホストするオープンソースとして発表した。
AT&Tは、Tech Mahindraと共同で、AIアプリを容易に構築、共有、展開できるThe Linux FoundationにホストされたオープンソースのAIプラットフォーム、Acumosの構築を進めている。
AIアプリの開発は複雑かつ多大な費用を伴うケースが多い。企業が顧客の要求に継続的に応えるためには、誰もが容易にアプリの再利用や展開を行えるようにするための新たな手段を構築する必要がある。
Acumosプラットフォームでは、例えば映像分析向けのAIアプリを開発したい場合、ロケーション追跡や顔認識など、必要とされるさまざまなアプリが既に用意されている。シンプルなインターフェースでAI機能を選択し、自動的に連結したり、すべてをひとつのアプリとして機能させたりすることが可能だ。
映像分析を行う場合、背景情報からの撮影場所の特定や人物の特定といったファンクションを、単一のインターフェースと最小限の追加コード作成により実現できるという。
さらには、Acumosプラットフォームはコンテンツのキュレーションや自動運転車、ドローン、拡張/仮想現実などにも活用することが可能だ。
なお、同プラットフォームのエンジンには、AT&Tのプラットフォーム、AT&T Indigoが使われている。
【関連リンク】
・AT&T
・テックマヒンドラ(Tech Mahindra)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。