富士通グループは、個人向けパソコン「FMVシリーズ」の新製品として、デスクトップパソコン「ESPRIMO(エスプリモ) FHシリーズ」2機種(FH90/B3、FH52/B3)を2018年1月18日より発売する。
同製品は、声やチャットによるパソコン内のコンテンツ再生や、家電製品操作など、パソコンを通じて毎日の暮らしを便利にサポートするAIアシスタント「ふくまろ」を搭載している。
また、カスタムメイドモデル4シリーズ4機種についても、富士通ショッピングサイト「WEB MART」にて、本日販売を開始した。
「ふくまろ」は、「暮らしと笑顔をアシストする新しい家族」をコンセプトに、富士通クライアントコンピューティング株式会社が開発した音声解析技術によって、音声会話やチャットでの会話に対応するAIアシスタントだ。
主な機能は以下の通りだ。
- コンテンツ再生:
パソコンの中にある写真や動画、音楽などのファイル名や、DLNA(※1)で接続したHDDレコーダー内にある録画した番組名を「ふくまろ」に話しかけると録画番組を再生する。 - アシスタント:
挨拶や日常会話を楽しんだり、予め登録した地域の天気予報をWEBから収集し、音声と文字で通知する。 - 家なかチェック:
「ふくまろ」の留守番モード設定中にパソコンのある室内で動きを検知すると、パソコンに搭載されているカメラで撮影した室内の写真とメッセージを、Microsoft社の「Skype」をインストールしペアリングしたスマートフォンへ通知する。 - 家電コントロール:
専用のIRコマンダー(別売)を使用することで、テレビやエアコン、照明など家電製品を音声やMicrosoft社の「Skype」がインストールされたスマートフォンから操作できる。
なお、「ふくまろ」およびIRコマンダーは、2017年12月発表モデルに対応するほか、2017年10月発表モデルにも対応(※2)している。
※1 DLNA:Digital Living Network Allianceの略。パソコン、家電およびモバイルにおいて、LANを通じてメーカ間の機器を相互に接続できる仕組み。
※2 2017年10月発表モデルにプリインストールされているソフトウェア「FMV HC 紹介」をアップデートすることで利用可能。
【関連リンク】
・富士通ショッピングサイト「WEB MART」
・富士通(FUJITSU)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。