AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

IoT縛りの勉強会/LT大会 vol.10 レポート

2015年2月からスタートしたIoTLT。記念すべき10回目は、gloopsで実施された。

超初心者向け スマートリモコンでIoTしたい まろC 氏@ LIG

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超初心者がIoTをやろうと思うと結構むずかしそうと考えるはず。そういうときは既製品をなるべくつかう方がいいと思ったということだ。今回のLTでは、IRKit, eRemoto, Plutoの紹介があった。

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自由度はIRKit。APIを自由に使える。アプリの機能が充実しているのはeRemotoだということだ。

フロントエンドエンジニアがPepper × IoTをやってみた  店長氏 @ LIG

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Pepper app Challengeで「Pepperコンシェルジュ」という、airbnb x pepperの発表をしたということだ。人がいるとき、いないときを検知し、家電のコントロールをPepperがするということだ。

Aruduinoで人感センサーの値を取得し、PepperがhueとiRemoconがほかの家電をコントロールするという実装だ。

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Pepprerの設定はCoregraphe使おうと思ったが、こういった複雑なことをやるにはプログラムの知識が必要とということがわかった。そこで、PepperのタブレットはAndroidなので、タブレット部分をつかって開発することで解決したのだ。動きや話のところだけCoregrapheを使い、制御はタブレットで行ったということだ。

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実際のつなぎのところは、QiMessagingというものを使っいて、NAOqiOSとAndroidOSをつないだということだ。

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http://www.slideshare.net/yusukeomi94/pepperiot

Raspberry Pi 2 で LED キューブを作った話  山口 健哉氏 @ Loco Partners

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LED CUBEとは、LEDがキューブ型に並んだものだ。LEDキューブを使うにはLEDにさすGPIOが足りないのではないかと思ったが、工夫をすることで、IchigoJamで制御することができたということだ。

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GPIOの効率化を検討するのは面白いということがわかった。また、IchigoJamから始めるのが初心者には向いているのではないかという感想をもったということだ。

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IoTで少し幸福になった話  北山氏 @ Loco Partners

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「選択肢が増えると人間は不幸になる」という言葉がある。つまり、選択肢を減らすと幸福度が増すのではないかと考え、サイコロの目によってランチを選ぶというものをつくってみた、ということだ。

サイコロ変わりに、ブタのぬいぐるみを、センサーの代わりにiPhoneを使い、iPhoneはぬいぐるみの中に埋め込んだというのだ。

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サイコロのスタート・ストップ処理はiPhoneに搭載されている加速度センサーの値を利用してみることにしたということだ。サイコロが止まったらサーバにリクエストを投げるという仕組みも実現した。

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実際にこの仕組みを使って、サイコロの目に応じてランチ時にピザが送られてきたということだ。今後、この仕組みを使って人生ゲームを作ってみたいと述べた。

LittleBits Arduino最高!!  川野 氏 @ テクニカルロックスターズ

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Arduinoというと基盤のタイプのモノを思い浮かべる人が多いと思う。Arudionoをつかうと「回路ってなんだよ」「そこまでやる気はない」と思う人が多いと感じたので、Little Bitsという電子モジュールを使うとやる気になるのではないかと思ったということだ。

Little Bitsは、磁石でくっつけるだけでマイコンが使えるという優れものだ。そこで、今回紹介するのはLittle Bits Aruduinoという商品だ。

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ハマりどころは、インプット(電源)をつけないとポートが読み込まれない。モジュールをどうつなげればよいのかわからない。スイッチの切り替えなどもハマりがちだということだ。

参考:資料ページ

非エンジニアがMaker向けIoTプラットフォームを作った話  塩澤 氏@ Jumpwire.io

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IoTモノを作りたいと思い、まずはボタンを押したらインターネットを介してLEDをつけるということをやってみようと思った。いざ作ってみると、思ったよりも面倒だと感じた。

Arduinoメモリが少ない、LANをまたぐには中継サーバが必要だ、MQTTもわかりづらいという課題があった。
そこで、あなたのArudinoを5分でIoT化する「jumpwire.io」というサービスを作ったということだ。

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利用ユーザは少しずつ増えてきており、jumpwire.ioを使って遠隔操作ロボを作るといったユーザも出てきているということだ。

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IoTパトランプでつくるチーム一体感  横沢佑輔 氏@ イタンジ株式会社

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不動産屋の関心毎としては、入居申し込みの数だ。入居申し込みはチャットでキャッチしているがチャットの量も多くなり制御しきれないという状況だ。そこで、申し込みが入るとパトランプがクルクルまわるというものを作ったということだ。

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技術的には、データをAWSにおいて、cronで管理しているのだが、今後はnode.jpやMQTTなどを使ってみたいと思ったとのことだ。

はまりどころは、リレースイッチの制御だったということだ。

Kickstarterで25万ドル売り上げたL3D cube実物デモ  ブッチ(川淵) 氏

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L3D CubeでなにかつくろうとIoTLTで企画を立ち上げ実装をはじめたということだ。現在、ドット色やチャット文字を表示することができるようになったということだ。

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ハードウエアやソフトウエアで人がつながって面白いと思ったということだ。

L3D Cubeハックしちゃうぞ」というFacebook グループがあるので興味があれば参加してほしいということだ。

160km飛ばすiot無線  松本 昇氏@株式会社シーエスファーム

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IoTにも使用できる920MHz帯特定小電力無線局を使用した長距離伝送を実現したということだ。前回につづき同じ話だ。

IoTでつかう電波帯には多くの電波帯がある。なぜ920MHz帯をつかっているかというと、数バイトの通信には適しているということだ。

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箱根から恵比寿(80km)の通信は成功したが、群馬から房総まで(160km)の実験には失敗したということだ。市街地では17kmの範囲なら飛ばすことができたということだ。

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GoでサブGHz帯通信 三輪 氏

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サブGHz帯通信がIoT向けの通信なので試してみたいということで、モジュールを探したところ、Interplan IM920というモジュールを安価で入手できたので採用してみたということだ。

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下の写真で、IM920は左上のモノだが、右下の試作用基板も使ったということだ。

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受信したデータを毎回パースするのが面倒なので、GOでパースするプログラムを作ったということだ。

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今回公開されたデモは、Raspberry Piで1秒間隔で乱数を発したものを15秒毎にパソコンに送信し、そのデータをThingSpeakに送信するというデモだ。

ハッカソンから生まれたIoT  上田 氏@JellyWare

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ハッカソンからいろんなモノを生み出すことをやっているということで、会場では実際にハッカソンから生まれたIoTが紹介された。

AIr Cameraは常時カメラが撮影するというモノだ。

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Neonはジャグリングで投げると光るというものを作ったということだ。

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Cueは、缶ビールを持ち上げると音楽がなるということができるということだ。

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非ビジュアル系のすすめ  鈴木 氏 @ がじぇっとるねさす

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富士山はふつう2次元でとらえているが、目の見えない人は3次元で見えているものだ。
ビジュアル系のツールをつかったプログラムをするとどうしても制約が多くなるので、論理を書くにはビジュアル系ツールは使わない方が良いと主張した。

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ビジュアル系ツールを使わなくても、実際に信号機をひからせたり、音を鳴らしたりするのは子供であっても3時間くらいで学べたということだ。

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IoTをはじめるにはIchigoJamが最適だということだ。

IoT時代のブラウザAPI  のびすけ 氏@ LIG / TOLABL

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Webからbluetoothを制御できるものが見つかったので紹介するということだ。今までアプリからでないと制御できなかったことが、Webサイトからでもできることが増えたということだ。

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1. Web Bluetooth(ブラウザからBluetoothを使う)
2. BLE Advertising(モノからiPhoneに送るデータ)
3. SmartLock
4. Battery
5. PLatform
6. HardwareCncurrency
7. Vibrate
8. Connection
9. mediaDevices
10.WebUSB(WebからUSBデバイスが制御できる?というものだ)

といったものを紹介しようとしたが、5分では足りないので別の機会に紹介してもらえるということだ。

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