Bluetooth SIG、スマートシティなど2018年のBluetooth市場動向レポートを公開

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Bluetooth Special Interest Group(以下、Bluetooth SIG)は本日、2018年版「Bluetooth市場動向レポート」を公開。同レポートは米国の調査会社であるABIリサーチの調査に基づき各Bluetooth無線技術のトレンドや予測情報、メンバー企業のコミュニティ発展状況、新興市場を含むBluetoothの今後の展開を解説している。

Bluetoothの出荷台数は、あらゆる産業分野において年々増加傾向にあり、2022年には52億台のBluetoothデバイスが出荷されると予測されている。

スマホやオーディオといった従来市場から、スマートビルディングやスマートインダストリー、スマートシティ、スマートホームといった新興市場にまでBluetooth技術はさまざまな業界で広く活用されている。

また、2017年末までに、Bluetoothメンバー企業は世界で33,000社を超え、その数は5年間で90%増加。Bluetooth技術の影響力は世界の様々な業界に広がっているという。

新興市場におけるBluetooth市場の動向と予測

スマートビルディング

Bluetooth meshの公開とBluetoothブロードキャスト機能の拡充により、高い信頼性と安全性が求められる商用、産業用施設においても、大規模でインテリジェントなビルディングオートメーション化を実現できるようになった。

すでに世界の小売業トップ20社の75%が位置情報を活用したサービスを展開している。2022年には、Bluetoothの位置情報サービス関連デバイスの年間出荷台数は10倍に増えると予測されている。

スマートインダストリー

大手メーカーが生産効率の向上に、工場に展開するBluetoothセンサーネットワークを拡大することを検討している。

工場や産業用機械の監視と制御にBluetoothのスマホやタブレットの利用が始まっており、2022年までに同分野のBluetoothデバイスの年間出荷台数は7倍の2億5,300万台に成長すると予測されている。

製造業に改善をもたらす資産追跡および管理ソリューションは2022年に年間出荷規模が12倍に増加すると予測されている。

スマートシティ

2019年までにBluetoothビーコンを活用した位置情報サービスは世界の84%の空港、米国の93%の野球スタジアムで導入される。コンサートの観客、美術館の来場者、スポーツファン、観光客にパーソナライズされた体験を提供する。

都市部のインフラをBlueoothで接続することで、データ収集が可能となり、稼働効率の向上や十分な情報に基づいた政策策定も実現。2022年には関連デバイスの年間出荷台数は5倍に増加し1億9,200万台に到達すると予想される。

スマートホーム

Bluetooth meshは、照明、温度制御、煙探知器、カメラ、呼び出しチャイム、ドアロック等の自動制御化のための信頼性の高いワイヤレス接続プラットフォームを提供。

照明のスマート化はBluetoothの主な事例になると予想され、今後5年間の平均成長率は54%に達すると予測される。また、Bluetoothのスマートホームデバイスの出荷量は、2018年に6億5千万に達すると予測されている。

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