工場・物流倉庫で活用、ゼネテックが3D IoTシミュレーションソフト「FlexSim」日本語版の提供を開始

株式会社ゼネテックはこのほど、米国ユタ州に本社を置くFexSim Software Products, Inc.(フレックスシム ソフトウェア プロダクツ社)の離散事象シミュレーションソフトウェアFlexSimの日本語版をリリースした。

FlexSimは、製造ラインや加工プロセス、物流倉庫、マテハンなどのシミュレーションモデルを、3Dグラフィックでを利用して構築し、モノ・ヒトの流れを計算。機械や作業員の稼働率・作業負荷、作業時間など多岐にわたる情報を円グラフや折線グラフ(ダッシュボード)を使って一元的に表示できる。

すでに世界50か国以上の販売チャネルを通じて、欧米や中国をはじめとした世界中で使用されている(累計2万3,000ライセンス以上)。主な対象領域は製造業の工場全般、物流倉庫、マテハン、ロジスティクス、鉱山、港湾、空港、病院、大規模商業施設など「モノ・ヒトの流れ」のあるところだ。日本国内でも製造業、食品加工業、3PL、マテハン企業、建設会社など様々な企業での使用が見込まれている。

FlexSimには、以下の5つの特徴がある。

  1. 使いやすさ:
    チュートリアルにもとづき操作を学習できる。またドラッグ&ドロップやショートカットキーなどのインターフェースによりストレスなくシミュレーションモデルを構築可能。
  2. データが軽く大規模なレイアウトでも計算可能:
    FlexSim社の使用するエンジンは非常に軽量なデータを使うため、大規模なレイアウトの工場や物流倉庫でも瞬時に繰り返し計算することが可能。これにより工場全体のプロセスを視覚化できるとともに、生産ラインや倉庫の改修に先立ってシミュレーションを行うことで、適切な投資計画に基づく性能の評価を行うことが可能となる。
  3. 結果の数値をバリエーションごとにグラフで表示:
    円グラフ、棒グラフ、ガントチャートといった各種テンプレートを用意。必要なオブジェクトを選択するだけで瞬時にデータを比較することができる。各グラフはダッシュボードに一元的に表示され、シミュレーションの時系列の動きに伴って自動的に更新される。
  4. コードを書かなくてもプログラミングできる:
    プロセスフロー機能を使うことで、ピッキング順序や、搬送経路、工作機械などのキャパシティを考慮に入れた複雑なプロセスを瞬時に作り上げることが可能。スクリプトの直接編集もできる。
  5. VR(Virtual Reality)技術に対応:
    FlexSimのシミュレーションをVRで確認することで、2Dのスクリーンだけでは発見できなかったコストのかかる手戻りを未然に防いだり、顧客への効果的なプレゼンテーションに使用したりできる。Oculus RiftやHTC Viveなどの一般的なVRヘッドセットに対応。

【関連リンク】
ゼネテック(GENETEC)

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