パナソニックの画像解析プラットフォーム「Vieureka」 -パナソニック 藤田氏、茶木氏インタビュー

AWSとの連携も実現予定

小泉: AWSIoTをエッジ側(カメラ)に入れているというわけではないのでしょうか。

藤田: これまでは、エッジ側、クラウド側共に自前で作っていましたが、今後AWSが提供しているAWS IoT Greengrassを搭載していこうとも考えております。AWSのAIモジュールである、Amazon SageMaker Neoも取り入れていってパートナーを増やしていこうと考えています。

併せて、現在エッジ側の開発言語が、C/C++のみとなっていて、ディープラーニングのエンジニアにとっては、Pythonを使う人が多いのでここを使えるようにしたいと考えています。

コモディティ化されているPaaSやIaaSのサービス開発に時間がかかっているところを、Vieurekaプラットフォームを使うことで極小化することができるのです。これが、使っていただくメリットとなると考えています。

小泉: エッジ側にGreengrassを使うとエッジ側に証明書を準備するなどが必要となることについては、セキュリティが高まる一方で、コストが上がらないかと思うのですが、その点はどうでしょうか。

藤田: そこのコスト面はそれほど高くならないと思います。セキュリティ対応の方が重要だと考えています。

小泉: クラウド側のアプリケーション開発者も、エッジ側の開発者も、AWSの資産をうまく使うことができるということなのですね。

藤田: そうです。

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