AWSとの連携も実現予定
小泉: AWSIoTをエッジ側(カメラ)に入れているというわけではないのでしょうか。
藤田: これまでは、エッジ側、クラウド側共に自前で作っていましたが、今後AWSが提供しているAWS IoT Greengrassを搭載していこうとも考えております。AWSのAIモジュールである、Amazon SageMaker Neoも取り入れていってパートナーを増やしていこうと考えています。
併せて、現在エッジ側の開発言語が、C/C++のみとなっていて、ディープラーニングのエンジニアにとっては、Pythonを使う人が多いのでここを使えるようにしたいと考えています。
コモディティ化されているPaaSやIaaSのサービス開発に時間がかかっているところを、Vieurekaプラットフォームを使うことで極小化することができるのです。これが、使っていただくメリットとなると考えています。
小泉: エッジ側にGreengrassを使うとエッジ側に証明書を準備するなどが必要となることについては、セキュリティが高まる一方で、コストが上がらないかと思うのですが、その点はどうでしょうか。
藤田: そこのコスト面はそれほど高くならないと思います。セキュリティ対応の方が重要だと考えています。
小泉: クラウド側のアプリケーション開発者も、エッジ側の開発者も、AWSの資産をうまく使うことができるということなのですね。
藤田: そうです。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。