ヤマハ発動機など、産業用無人ヘリによるLiDAR計測で森林状況を調査

2019年4月に施行された森林管理法により、森林所有者には森林管理が義務化された一方で、森林の適正な状況の維持に必要な人手の不足、資産価値向上に必要な定量情報が取れていないことが課題となっている。

このような中、ヤマハ発動機株式会社は、産業用無人ヘリ(以下、無人ヘリ)を通じて、水稲を中心とした30年以上の農薬散布機事業の展開、火山の噴火や土砂崩れなどの災害現場の観測、山間部の送電線鉄塔のメンテナンス資材の運搬など、空からのソリューション価値提供を続けてきた。

今回、同社は、静岡県富士市、静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター、沼津工業高等専門学校、日本DMC株式会社と共同で、富士市内の森林およそ20ヘクタールの状況を計測する実証実験を2019年8月27日に行う。

同実証実験は、ヤマハ発動機の産業用無人ヘリコプター「FAZER R G2」が使用され、この無人ヘリに搭載したレーザー測量システム(LiDAR計測)を活用して、地形、樹木の密度や並び、本数・幹の直径を測定し、デジタルデータとして把握することで、適切かつ効率的な森林施業計画づくり、森林の資産価値の創出に役立てることが狙いだ。

長時間飛行できる無人ヘリの優位性を通じて、空からの高効率な森林計測を行うことで、森林管理における生産性向上への貢献を目指す。

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