センシンロボティクスとベイシス、ドローンの自律航行による点検サービスで業務提携

近年、日本では、少子高齢化による労働人口減少が深刻化している。特にインフラ整備、メンテナンスの担い手は若手入職者の減少、高齢化が顕著であり、「国土交通白書 2016」によると、55歳以上が約3割を占める一方、29歳以下の若手が約1割であり、全産業に比べ、高齢化と若手の比率の低下が著しく進行している。

外壁点検では通常、ゴンドラや足場を用いた専門の技術者による打音検査で行われているが、作業者の墜落による人身災害発生のリスクや高額の検査費用がかかるといった課題があった。

このような背景のもと、設備点検・災害対策・警備監視の領域を中心にドローンによる業務の完全自動化を目指す株式会社センシンロボティクスは、ベイシス株式会社とドローン点検サービスで業務提携を開始した。

同提携はベイシスが行う外壁点検・劣化診断で、センシンロボティクスが提供するドローン自動航行プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE」を導入し、ドローンの自律航行による点検を行う。また、離発着・充電を全自動運用で行うドローンポート「SENSYN DRONE HUB」の設置・保守を含めた共同提供も行う。

ドローンを活用することで、ゴンドラ若しくは足場を架設しなければ確認出来ない箇所でも、タイル1枚1枚の剥落も見逃さずに検出することができる。また、ドローンに搭載する赤外線カメラを使うと、目視では発見が困難だった不具合を確認することが可能になる。

さらに、「SENSYN FLIGHT CORE」を利用することで、ドローンの自動航行が可能になる。可視光・赤外線カメラを使った自動画像解析、点検結果レポートの自動作成を行うことができ、作業者の見落とし・ミスの低減・点検の負担軽減に貢献する。外壁点検の他、鉄塔や送電線等の点検業務も行う。

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