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オムロンとバックテック、IoT活用した肩こり・腰痛の新たな対策の開発に向けて実証研究を開始

近年、企業における働き方改革の推進や労働力確保への対応などの経営環境の変化にともない、健康経営に取り組む企業が増加している。特に、経済産業省と東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄」は多くの企業が認定を目指している。しかし、健康経営投資に対する投資対効果は見えづらく、取り組みの評価と効果検証が課題だ。

また、国内勤労者の生産性を低下させる3大要因の第1位は「肩こり」、第2位は「睡眠不足」、第3位は「腰痛」という調査結果がある。これらの健康課題や生活習慣が社員のプレゼンティーズム(※)につながり、企業にとっては見えない損失となっている。肩こり・腰痛対策としてのストレッチセミナー等を実施している企業もあるが、時間的・地理的制約により、全社員に公平に機会を提供できない、実施効果がみえづらいなどの課題が顕在化していた。

このような中、オムロン ヘルスケア株式会社と株式会社バックテックは、オムロン ヘルスケアの低周波治療器とバックテックの肩こり・腰痛対策サービスである「ポケットセラピスト」を使用した実証研究を共同で開始する。

第1弾として、肩こり対策の実証研究として「3ヶ月以上の慢性的な肩こりに悩む社員に低周波治療器とポケットセラピストを利用してもらい、その導入効果検証を希望する協力企業」の募集を開始した。募集は9月30日まで行われ、検証は開始後3ヶ月間行われる。

今回実施する実証研究では、肩こり・腰痛の緩和が期待できる低周波治療器と肩こり・腰痛対策サービス「ポケットセラピスト」を、慢性化した肩こりに悩む社員に使用してもらい、肩こりの改善と労働生産性の向上効果を科学的に評価する。評価結果は、バックテックから協力企業の健康経営担当者にフィードバックする。

オンライン健康相談を基軸にしたサービスである「ポケットセラピスト」と、軽くてコンパクトな低周波治療器を用いるため、協力企業の社員は各個人で手軽に実施することができる。

今後、両社は今回の実証研究で得られる知見を活用し、第2弾の腰痛対策の実証研究をおこなうとともに、労働生産性の向上効果があるサービスの開発を進め、健康経営の実践を目指す企業の取り組みをサポートするとした。

※ 出勤しているものの体調不良により、仕事の生産性が低下していること。

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