富士通総研、「埼玉県AI・IoTプラットフォーム」を公開

埼玉県では、埼玉県内企業のAI技術等の導入・活用を促進して、生産性の向上や新たなビジネスの創出を図るため、2019年8月に、企業、大学・研究機関、商工団体、金融機関、自治体等で構成する「埼玉県AIコンソーシアム」を設立した。株式会社富士通総研は、埼玉県から「AI・IoTプラットフォーム整備等業務」を受託し、プラットフォームの企画、構築、活用促進を支援している。

今回、富士通総研は、「埼玉県AIコンソーシアム」における、埼玉県内企業へのAIの普及啓発、人材育成、実装・技術支援の情報共有を行うためのサイトとして「埼玉県AI・IoTプラットフォーム」を2019年11月20日に公開する。

「埼玉県AI・IoTプラットフォーム」は、「埼玉県AIポータルサイト」と「埼玉県IoT/LPWAポータルサイト」の2つで構成されており、埼玉県内企業の生産性向上を図るため、AIとIoTの活用促進を行う。

  1. 「埼玉県AIポータルサイト」
    埼玉県AIコンソーシアム会員を対象に、体験版画像認識AIや、プログラミングなしで使えるAIソフトウェアなどの機能・コンテンツを提供する。これらを通じて、県内企業のAIへの関心・理解を高め、さらにAIを業務に活用できることを実感してもらい、AIの活用促進を図る。提供する機能・コンテンツは以下の通り。

    • 体験版画像認識AI
      動物やヒトの顔など、画像に映っているものを認識する画像認識AIを体験できる。
    • プログラミング不要のAIソフトウェア
      プログラミングなしで使えるAIソフトウェアを利用して、業務へのAI導入を検討することができる。
    • AIに関するe-ラーニング
      機械学習の基礎やプログラミング言語を学ぶe-ラーニングを提供する。
    • AIライブラリ利用手引書
      機械学習によく用いられるソースコードとして無償で提供されているTensorFlowを利用するための手引書を掲載する。
    • AIに関する情報配信
      ・AIセミナー、イベント、研修情報
      ・AIに関する政策、補助金情報
      ・AI活用事例の紹介
  2. 「埼玉県IoT/LPWAポータルサイト」
    埼玉県が実施した、LPWAの活用による地域課題の解決に向けた実証実験の成果を紹介し、県内企業や市町村におけるLPWAの活用促進を図る。提供する機能・コンテンツは以下の通り。

    • 県内で実施したLPWAの実証の取組紹介
      埼玉県が実施した、地域課題の解決に資するLPWAの通信網を活用した実証実験の事例を紹介する。
    • 実証実験で導入した機器から取得したサンプルデータ
      実証実験で導入した機器から取得されたデータの一部を公開する。

今後、富士通総研は、埼玉県AIコンソーシアム会員向けに「埼玉県AI・IoTプラットフォーム」のデモンストレーション等を行い、県内企業のAI・IoTへの関心・理解の向上、業務へのAI・IoTの導入促進を支援するとした。

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