ソニー・グローバルエデュケーション、ロボット・プログラミング教育分野へ新商品コンセプトによる教育キット「KOOV(クーブ)」を発表

株式会社ソニー・グローバルエデュケーションは、ロボット・プログラミング教育分野に向けて新たなコンセプトに基づく教育キット「KOOV(クーブ)」を発表した。

KOOVの商品化は、2016年夏に予定されている。

 

創造的な課題解決ができる人材育成に向けて、STEM教育科目でロボットやプログラミングが教材として重要な役割を果たすなか、同社はSTEM※教育科目を初等教育向けに再編成し、グローバルにサービスを展開するための新しいカリキュラム「STEM101」を昨年秋に策定した。

STEM101はThink(思考力)、Make(創造力)、Feel(探究力)の三つのプログラムで構成され、KOOVは、その中で<Make:技術・工学が中核となり、ロボット、プログラミング等のものつくりを習得する「創造力」 プログラム>を第一弾に具現化したものだ。

 

KOOVは、自由な形を作れるブロックと電子基板に、作った形をロボットとして動かすプログラムで構成するロボット教育キット。
ソニー・グローバルエデュケーション、ロボット・プログラミング教育分野へ新商品コンセプトによる教育キット「KOOV(クーブ)」を発表
KOOVロゴは、デジタルを示すIOと、数学的な記号の<>から構成しており、あらゆる形を生み出せるデジタル時代のブロックが表現されている。また、KとVはコンピュータサイエンスにおけるKeyとValueの概念も示していて、通常は一意に確定するKとVのペアが、OOからなる無限マークで接続されることで(K∞V)、無限の組み合わせが創作できる様子を表現しているという。また7種類の透明ブロックを組み立てて遊び(Play)、プログラムで動かして発見することで(Code)、創造力を育成する(Create)という、KOOVの指向も込められている。

 

ソニー・グローバルエデュケーションは、KOOVの商品化にあたり、学校教材のトップメーカーである株式会社アーテックと共同開発契約を締結し、製品開発を始めた。

アーテックの教材開発力とソニー・グローバルエデュケーションのソフトウェア、ネットワーク関連の技術力、グローバルな事業ネットワークを掛け合わせ、両社でロボット、プログラミング教育の事業拡大に向けた活動を進めていく。

 

【関連リンク】
ソニー・グローバルエデュケーション(Sony Global Education)
KOOV(クーブ)
アーテック(ArTec)

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