センスウェイ、IoTで現場作業員の熱中症・転倒を検知する「Worker Connect」を提供開始

センスウェイ株式会社は、バイタルセンサーを活用したIoTシステムにより建設現場や屋外で働く作業員の熱中症などの健康管理、転倒事故を把握できる「Worker Connect(ワーカーコネクト)」を、本年7月9日から提供開始する。

日本の平均気温は上昇を続けており、熱中症患者数は増加傾向で推移している。業種別では建設業、製造業の患者数が多い(※1)。各業界では熱中症対策を行っているが、個々の体調は個人差もあり細かな健康管理は難しい。また、建設現場での労働災害は、死亡、死傷災害ともに「墜落・転落」が最多となっている(※2)。作業員の高齢化、人手不足が進む中、社員の安全と健康管理の重要性が高まっている。

※1 経済産業省「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」
※2 平成30年 労働災害発生状況

そこで、センスウェイは、同社のもつ省電力LoRaWANネットワーク技術、対応センサーと、三和通信工業株式会社によって開発された健康管理アプリケーション「KOKOCHI VITAL」を組み合わせた作業員の健康・安全管理ソリューションの提供を開始する。バイタルセンサーで心拍、転倒情報、位置情報などを収集し、センスウェイのLoRaWANネットワークで送信、アプリケーションで一括管理と通知が行えるしくみだ。

センスウェイ、IoTで現場作業員の熱中症・転倒を検知する「Worker Connect」を提供開始
システム構成

「Worker Connect」の特徴は主に3つある。1つは、健康状態や転倒事故をリアルタイムに把握できることだ。作業員は軽量な腕時計型のバイタルセンサーを装着することで、心拍数、皮膚温度などの計測データがLoRaWANで送信される。屋外での位置情報の取得にも対応し、転倒時等不測の事態が発生した際も、おおよその位置をもとに早急な駆けつけ対応が可能だ。

次に、アプリケーションはデバイス1台あたり月額490円から利用でき、安価なランニングコストで作業員の健康管理を行える。センサー情報の送信を行うLoRaWANゲートウェイは、1台で数十台〜数百台のデバイスのデータを送信できるため、環境構築の手間が少なく作業員の増加にも対応できる。

最後に、同サービスの専用アプリケーションを使えば、作業員の健康状態、機器を一括管理できる。設定した閾値を超えた場合には、メールにてアラート送信を行えるため素早い対応が可能。また、センサーやアプリケーション等は、全て設定済みの状態で提供されるため、初期設定は不要ですぐ利用できる。

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