ジェイアイエヌの「JINS MEME」、欧州連合の支援する先制医療プロジェクトのITソリューションに採用

株式会社ジェイアイエヌは、欧州連合(EU)が支援し、イタリア・トリノ大学を中心とする欧州および欧州外の全10カ国、16の研究機関や企業が参画する先制医療研究プロジェクト「My-AHA(My Active and Health Aging)」(以下、My-AHAプロジェクト)に参画する。

My-AHAプロジェクトの研究に活用するITソリューションとして、日本で唯一センシング・アイウエア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」が採用された。

 

My-AHAプロジェクトは、最新のデバイスやITソリューションや研究を活用し、加齢に伴う健康リスクの抑制を目的とした長期リサーチプロジェクトだ。ウェアラブルやスマートフォンなど、高齢者の生活空間にも調和が可能なデバイスを複数活用し、不安・うつ状態、認知機能や睡眠サイクル、肥満、歩行時の姿勢や運動機能、栄養摂取状態など、日常生活における様々なデータを取得することで、ITを活用した統合的な分析と提案を行う。

早期に特定された健康リスクに対しては、My-AHAプロジェクトが主導する長期介入プログラムを通じて認知機能や運動機能の改善を目指す。

 

同プロジェクトにおいて、JINS MEMEは、下記のユニークなセンシングテクノロジーが高く評価され、採用が決定したという。

①高齢者の生活空間に溶け込みやすく、常時センシングが可能なメガネタイプのフォーマット
②「ココロ(認知機能や眠気・集中など)」と「カラダ(運動機能など)」の両面を捉えることができる

 

My-AHA プロジェクトについて

My-AHA プロジェクトは、欧州連合が進める研究イノベーション計画「HORIZON 2020」の一環として2016年1月よりスタートした。トリノ大学のファブリツィオ・リオリ教授をプロジェクトリーダーとして、400万ユーロ(役5億円)の研究予算を基に、欧州や日本をはじめとした全10カ国にまたがる企業や研究機関と共に加齢リスクの早期発見と予防を目的とした研究を進めている。

ジェイアイエヌの「JINS MEME」、欧州連合の支援する先制医療プロジェクトのITソリューションに採用

 

JINS MEMEの先制医療領域における取り組み

認知症やメタボリックシンドローム、ロコモーティブシンドロームなど、高齢化や生活習慣の変化に起因する各種疾患の増加が与える社会的なインパクトは、年々その深刻度を増している。

JINS MEMEでは、そのセンシング技術の持つ可能性を最大限に追求し、「先制医療(病気を未然に防ぐ)」分野におけるキー・ソリューションの構築を目指すため、産学協同の研究体制を通じたエビデンス開発をはじめ、様々な取り組みをスタートしている。

JINS MEMEを使った学術研究事例

分野:睡眠時無呼吸症候群など
研究者:福永興壱 先生
所属:慶應義塾大学医学部呼吸器内科
研究テーマ:睡眠時無呼吸症候群における眠気の評価

分野:ドライアイなど眼科領域全般
研究者:坪田一男 教授
所属:慶應義塾大学医学部眼科学教室
研究テーマ:まばたきの変化によるドライアイ判定の意義

分野:整形外科バイオメカニクス領域歩行解析
研究者:橋本健史 准教授
所属:慶應義塾大学スポーツ医学研究センター
研究テーマ:歩行解析によるロコモーティブシンドロームの予防に向けた研究

分野:総合領域/診断医療・バイオセンサ
研究者:坂田利弥 准教授
所属:東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻
研究テーマ:眼電位測定を利用した涙液センシング。JIMS MEMEと半導体バイオセンサ技術の融合により、涙液成分の検出を目的とする研究

学術研究向けJINS MEMEソリューション「JINS MEME ACADEMIC PACK」の提供

JINS MEMEでは、学術研究者向け特化型ソリューションとして、「JINS MEME ACADEMIC PACK(アカデミックパック)」を提供している(日本国内のみ)。

JINS MEMEの3点式眼電位センサー(特許取得済み)や6軸センサー(加速度・ジャイロセンサー)から出力されるローデータの取得が可能な特別設計。

持ち運びも容易で長時間センシングが可能なメガネ型ウェアラブルの特性を活かし、医療から社会科学まで様々な学術研究への活用を可能としている。

ヘルスケア領域の実験プラットフォーム「Medical-LAB.」プロジェクトの発足

先制医療分野での活用を実現するための第一歩として、大量のデータを日常生活の中で取得できるJINS MEMEの強みを活かし、ヘルスケア領域の実験プラットフォーム「Medical-LAB.」プロジェクトの立ち上げを予定している。

取り組みの第1弾として、「ココロ」の分野では、現在社会的問題にもなっている「ストレスチェック」をテーマに、集中力の可視化がもたらすパフォーマンス・生産性の向上について研究していく。

また、第2弾となる「カラダ」の分野では、JINS MEME RUNから取得されるフォームデータを活用し、ランニング障害の早期予防発見を目指していくという。

 

【関連リンク】
ジェイアイエヌ(JIN)
My-AHA プロジェクト

Previous

アクセンチュア、スマートで高効率なアプリケーション・サービスによってビジネス成果の最大化を支援する 新たなインテリジェント・オートメーション・プラットフォームを発表

日立・日立オートモティブシステムズ・クラリオン、自動運転システムに対応するOTAソフトウェア更新ソリューションを開発

Next