IoT×都市型遠隔診療、ポートと東京女子医科大学、遠隔診療における共同研究を開始

ポート株式会社と東京女子医科大学は共同で、IoTを活用した『都市型遠隔診療』の安全性および有効性に関する実証研究を開始する。

遠隔診療のイメージ図
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ポート社の現在までの実績として、2016年6月には宮崎県日南市と無医地区での遠隔診療の実証事業を開始、2016年8月には、医学研究チームを発足、メンバーには東大医学部の医師をはじめ多数の医療従事者を招き入れた。本研究チームは現在、各種遠隔診療の有効性を検証し、それらを医学的根拠に基づいて適正に推進することを目的として活動を進めている。

今回、東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科学講座(主任教授:市原 淳弘 氏) と共同で、都市部における高血圧診療に、IoTと遠隔診療を活用した場合の有効性と安全性を実証する臨床研究「高血圧治療における非対面型遠隔診療と従来型対面診療の比較試験(東京女子医科大学倫理委員会承認番号160603)」を開始した。

高血圧治療では長期間にわたる定期的な血圧のモニタリングが重要であり、日本高血圧学会のガイドライン(JSH2014)においては、特に家庭血圧の測定に基づいた治療介入が重視されているという。IoTと遠隔診療の活用により、自宅での血圧測定をより積極的に取り入れることで、血圧の最適なコントロールが可能になると期待される。またそのことにより、高血圧の放置や、不十分な治療で起こり得る脳出血や脳梗塞などの脳卒中、心筋梗塞や心不全、不整脈などの心臓病、慢性腎臓病といった長期合併症の予防へとつながることが予測される。

 

高血圧者推定人口
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本研究では、研究における医療の質が確実に担保されるよう、大学病院の経験豊富なスタッフ・倫理委員会の協力および承認のもと安全に研究を実施することで、”非対面型の遠隔診療による慢性疾患の治療が従来の診療に比して医学的に劣らない”という仮説をはじめ、患者満足度、医療費などに対する潜在的影響などを実証していく予定だという。

 
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