情報技術開発、遠隔監視制御システムにセンサーの 長距離無線通信など新機能追加

情報技術開発株式会社の連結子会社であるTDIプロダクトソリューション株式会社は、「遠隔監視制御システム」EA1シリーズに新機能としてセンサーの長距離無線通信、CO2センサー、防塵・防水を追加したEA2シリーズを2016年11月初旬に発売する。

「遠隔監視制御システム」は、農業用ハウス内に設置したカメラや温度・湿度・土壌水分センサーのデータを、コントローラを介してスマートデバイスやPCに送信することで、その場所にいなくても農業用ハウス内の状態を知ることができるシステムだ。

従来製品のEA1シリーズは小型ハウスでの使用を想定していたが、大型ハウスや圃場での利用ニーズが高まったため、センサーとコントローラが600m(見通し距離)離れていてもデータ通信が行えるよう、EA2シリーズでは長距離無線通信に対応した。

また、近年の栽培施設において、収穫量が増えるという観点からニーズの高まっているCO2濃度の管理に対応するため、新たにCO2センサーを追加開発。更に、露地栽培などの幅広い環境で使用できるよう、防塵・防水にも対応。今後は、農業だけでなく製造工場環境やその他の分野の課題にも応用し、様々なニーズに応えられるよう取り組んでいくという。

 

「遠隔監視制御システム」新機能概要

<センサーの長距離無線通信>
・従来のシステムで採用している周波数帯(2.4GHz)から、長距離通信が可能な周波数帯(920MHz)へ変更し、大型ハウスや広い圃場、障害物が多い環境でも安定した通信ができるようになった。

<CO2センサー>
・CO2濃度の変化をリアルタイムで確認できるため、即時にCO2濃度管理の対策(炭酸ガス発生、換気など)を取ることが可能になった。

<防塵・防水対応>
・IP64相当の防塵・防水性能基準に対応することにより、露地栽培や雨天の野外など、幅広い環境でシステムを活用できるようになった。

※IP(= International Protection)
 IECの規格IEC60529(Degrees of Protection Provided by Enclosures)において規定されている、機械・器具などを対象とした、人体に対する接近の保護と、外来固形物や液体の侵入保護構造を等級で表すもの。「IP64」の場合、「完全な防塵構造でいかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない」を意味する。

 

「遠隔監視制御システム」提供形態・販売予定価格

<EA2シリーズラインアップ>
◇サービスコントローラ(EA2-SV)  :11万5千円
◇温度・湿度・CO2センサー(EA2-CTH):5万5千円
◇土壌水分センサー(EA2-M)     :6万5千円
◇温度・湿度センサー(EA2-TH)   :3万円

<その他オプション(別売)>
◇カメラ
◇動体検知カメラパトランプ

<システム構成・価格例>
サービスコントローラ1点、温度・湿度・CO2センサー1点、土壌水分センサー1点の場合:23万5千円~

システムは、導入したいセンサーの種類及び個数により価格が変わる。センサーは後から追加が可能。

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