HMicroとSTマイクロエレクトロニクス、患者をケーブルから解放するウェアラブル・バイオセンサ・プラットフォームを発表

無線周辺機器および複合バイオセンサ特有の要件に対応した無線ソリューションを開発するHMicroと、多種多様な電子機器に半導体を提供する半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(以下、ST)は、使い捨て型スマート・パッチおよびバイオセンサ(臨床グレード)に向けた、1チップ・ソリューションを発表した。HC1100は、生体情報モニタや心電計など、年間50億個使用されている有線ウェアラブル・センサを対象にしている。

HC1100は、HMicroとSTが共同開発したWiPoint技術および専用シリコン・プラットフォームに基づいている。HC1100は、WiPointを採用した最初の製品で、Wi-Fi、UWB(超広帯域無線)、医療業務用帯域(MBAN)向けの3種類の超低消費電力無線機能と、複数のセンサ・インタフェース、ARM(R) Cortex(R)-M0プロセッサ、RAM(352KB)、および電源制御回路を単一チップ上に搭載している。デュアルコアのARM Cortex-M0アーキテクチャは、STの超低消費電力設計技術と無線接続IPを活用し、長期にわたる安定動作を確実にするという。

また、複数のセンサ・インタフェースは、心拍数、血中酸素濃度、呼吸のモニタに対応するほか、患者の活動をモニタ・検出するMEMSマイクロフォンおよびMEMSモーション・センサとのインタフェースにもなる。HC1100の特許取得済みの仕様は、高精度のセンサ・データ向けの堅牢な無線接続により、非常に高い信頼性が求められるミッション・クリティカルな製品・機能向けの要件に適合する。HC1100は、これらの厳しい要求に適合する一方、コスト効率が高く、高度に最適化されているという。

WiPoint技術およびそれを採用するHC1100は、HMicroとSTとの緊密な協力による最初の成果であり、両社の次のステップは、この技術プラットフォームを、臨床用・産業用をはじめとするIoTアプリケーションに普及させることだという。

HC1100は現在量産中で、HMicroより入手可能だという。

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