パナソニックとニューロスペース、ICT・IoTと睡眠科学技術を融合し、睡眠改善ソリューションの共同開発を開始

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)と、株式会社ニューロスペースは、健康経営支援を目的とした睡眠改善ソリューションの共同開発を開始した。

現代人の多くが睡眠障害を抱えていると言われている。昨今の潮流である健康経営を推進する企業においても、従業員の睡眠障害が原因で引き起こされる体調不良が、休職や業務中の生産性の低下につながるなど、睡眠障害は看過できない問題になっている。

こうした状況をうけ両社では、パナソニックがもつセンサー・インテグレーションやビッグデータ分析、教育ICTの技術と、ニューロスペースの睡眠改善プログラム「Sommnie」(ソムニエ)とを融合した睡眠改善ソリューションの開発を開始した。「Sommnie」は、ニューロスペースがもつ最先端の睡眠科学技術と、人間の睡眠状態を収集した睡眠ビッグデータにもとづき開発されたプログラムだ(※1)。

まずは、ニューロスペースの睡眠改善プログラムをベースにしたeラーニングコンテンツを2017年4月に商品化する予定。続いて、パナソニックが着衣型生体センサーで取得したデータとニューロスペースの脳波センサーで取得した睡眠情報を使って、一人ひとりに合った睡眠改善指導を行うコンサルティングサービスなども展開していく予定だという。

両社の共創により、ICT・IoTのツールを活用して、最先端の睡眠科学技術と睡眠ビッグデータにもとづいた睡眠改善の実践的アドバイスを、より多くの企業の従業員に届けることができる。決して、一過性の改善効果だけではなく、従業員自身が睡眠改善に向けた取り組みを継続・反復する仕組みによって、定着につなげることが目的だという。

<パナソニックの「健康経営支援ソリューション」>
パナソニックの「健康経営支援ソリューション」は、IoTやクラウドなどの技術を活用し、今まで見えなかった心と体の状態をリアルタイムに見える化することで、運動や睡眠など生活習慣の改善に向けた「PDCA」サイクルの取り組みを支援する。従業員自身が自分の体の変化、状態を認識することで、健康維持に向けた自主変容につなげ、取り組みを習慣化・継続できる。

<ニューロスペースの法人向け睡眠改善プログラム「Sommnie」および睡眠脳波センサー>
「Sommnie」は、ニューロスペースが筑波大学および都内医療機関と連携して開発した、法人向けの睡眠改善プログラム。これまで、外食チェーンの株式会社吉野家ホールディングスを始め、株式会社ディー・エヌ・エー、SBSホールディングス株式会社など、多くの企業で採用され、従業員の睡眠改善の実現に寄与してきた。ニューロスペースでは、各専門機関からのフィードバック結果を定期的に「Sommnie」に反映することで、最新かつ顧客ごとに最適化された睡眠ソリューションのコンテンツ提供が可能。このほか、ニューロスペースが独自に開発した脳波センサーを使うと、睡眠中の脳波の計測結果をもとに、睡眠状態を簡易的に評価することができるという。

※1 ニューロスペースは、筑波大学の研究機関である国際統合睡眠医科学研究機構と提携している。同機構は、文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」2012年度公募において、筑波大学の提案が採択されたことを受け設置された。睡眠覚醒機構の解明を目指し、基礎から臨床までを網羅する睡眠医科学研究拠点の最先端の技術とデータが「Sommnie」に組み込まれている。

【関連リンク】
パナソニック(Panasonic)
パナソニック ソリューションテクノロジー(Panasonic Solution Technologies)
ニューロスペース(NeuroSpace)
吉野家ホールディングス(YOSHINOYA HOLDINGS)
ディー・エヌ・エー(DeNA)
SBSホールディングス(SBS Holdings)

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