【定点観測】スマートシティ3月アップデート[海外動向]

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AT&Tとアメリカのダラス市、市民参加と環境管理のスマートシティ新対策を発表

AT&Tは「ダラス市イノベーションアライアンス」(Dallas Innovation Alliance、DIA)とほかの技術会社と協力し、スマートシティプロジェクト「Living Lab」をアメリカのダラス市で続けて展開している。

AT&TはDIAの成員国であり、ダラス市の都市開発に自社のスマートシティフレームワーク政策を導入している。ダラス市は最初のアメリカ都市の1つとして都市開発研究所を設立しており、スマートシティ技術のデモを行うことも可能である。

ダラス市は「Living Lab」プロジェクトを通じで、スマートシティソリューションの社会・環境への影響を評価する。何か月間の準備の後に、「Living Lab」初歩の計画を実施し、ダラス市をより活発で、持続可能な都市に改善していくと目指している。

AT&Tの「Living Lab」が提供しているソリューションは以下の通りだ。

インテリジェンスLEDライト:LED街燈の有効利用は都市の炭素排出量を削減する方法の1つである。「Living Lab」プロジェクトに含まれた都市の多くの街燈はLEDライトに置き換わり、遠隔操作と故障追跡ができる制御システムで管理されている。

インタラクティブなデジタルガイドサービス「WayPoint」:市民の都市生活をより向上するために、「Living Lab」はデジタルガイドサービス「WayPoint」を開発し、市民と観光客が便利で道を探すことが可能になる。「WayPoint」サービスは統合したソフトウェアと安全な仮想プライベートネットワークにサポートされて利用されている。

ケンブリッジ、最新のスマートシティプラットフォームを発表

【定点観測】スマートシティ3月アップデート[海外動向]

ケンブリッジはLoRaWANのIoTネットワークを利用している、最新のスマートシティネットワーク「the Intelligent City Platform」の開発状況を発表した。

このプラットフォームはIoTネットワークに多くの投資をしたケンブリッジ大学が運営され、イギリスの都市に設置されたセンサからリアルタイムのデータを収集・分析することができる。

そして、開発者がこれらのデータを通じて、アプリの構築や問題の解決策に関して活用するというのだ。例えば、ロンドンはバス到着時間の予測システム「iBus」を開発し、路側の標識灯とバス上のセンサが含められた都市管理システムの一部として利用されている。

ケンブリッジはまた「IoTUK Boost」という政府のプロジェクトの重要な実験地であり、LoRaWANネットワークの構築のため、IoT技術開発を重点にして公的資金を投入している。

ポーランド、スマートグリッドプロジェクトを開始

ポーランド政府の省エネルギー部門と日本のNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は6つの他の組織と共にスマートグリッド実証プロジェクトに着手するコンソーシアムを形成した。

同プロジェクトは特別な保護スキーム(special protection scheme、SPS)とハイブリッド電池エネルギーの貯蔵システム(battery energy storage system、BESS)が含まれているグリッドエリアの機能を評価することを目指している。

このプロジェクトに関する提案されたソリューションは、日本の最先端のネットワークと蓄電池技術を活用することを計画している。

ポーランドは電力システムに再生可能エネルギーの比率を増やそうとしており、電力網における負担増に対処するために、グリッドの強化を重視している。

同プロジェクトを行うために、日立製作所と日立化成、三井住友銀行などが含まれているこのコンソーシアムのメンバーは、それぞれにNEDOと委託契約に署名した。

ASCA、3つのスマートシティワークグループを設立

【定点観測】スマートシティ3月アップデート[海外動向]

オーストラリアのスマートコミュニティ協会(The Australian Smart Communities Association 、ASCA)は都市間の協力と、民間企業団体や研究開発共同体の交流をより促進することを目指し、3つのスマートシティワークグループを設立した。

新たなワークグループはスマートシティ標準や資金運用・調達、都市と工業間の協力に重点を置いているという。そして、都市と産業の発展に対して、スマートシティのイニシアティブに関する最善の戦略を作成することも可能である。

現在、ワークグループは3つの地方議会と協力し、トレンドに応じるコラボレーションモデルの構築を考えている。

ASCAも「Telstra・オーストラリア・スマート・コミュニティ」という年次カンファレンスを行い、三日間のイベントに40名以上の講演者が参加し、パネルディスカッションとワークショップ、展示会などを含めると16セッションある。

Huawei、スマートグリッドの輸送ソリューションに関する白書を公表

【定点観測】スマートシティ3月アップデート[海外動向]

Huaweiはスマートグリッドのグローバル輸送ソリューションに関する白書をCeBIT 2017で公表した。このソリューションはHuaweiが電力業界における経験に基づいて作成し、実社会への応用やIT産業の変革、ほかの様々な課題に解決することを目指している。

その狙いは、電力通信のネットワークが既存のサービスとの互換性を維持しながら、革新力を確保するものだ。近年、管理システムはグローバルなパワーグリッドで使用されており、HDビデオ監視とスマートオフィスなどのデータサービスも急速に発展している。

同時に、電力通信のネットワークはいくつもの困難にも面している。例えば、パワーグリッドは砂漠、熱帯雨林、山と湿地のような複雑な環境での建設、または遠隔保護サービスや、監視制御とデータ収集と変電所自動化システム(IEC61850)のような専門的なシステムの構築などがある。

このソリューションはOTN(Optical Transport Network、光伝達網)などの統合技術を利用し、輸送ネットワークがバックボーンからデバイス端末へアクセスすることができるようになる。

関連リンク:
Dallas Innovation Alliance
ケンブリッジ
ポーランド
ASCA
Huawei

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