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ファーウェイ、OpenStackベースのクラウド・ディザスタ・リカバリ・ソリューションを発表

ファーウェイは9月18日、同社プライベート・イベント「ファーウェイ・クラウド・コングレス2015(HCC2015)」において、OpenStackベースのクラウド・ディザスタ・リカバリ・ソリューションを発表した。

同ソリューションによって、オープン・アーキテクチャを採用したクラウド・データセンターでディザスタ・リカバリが可能になるほか、データセンター事業者や企業はテナント向けにディザスタ・リカバリ・サービスを提供できるようになる。

 

近年、企業におけるITシステムの重要性が高まるにつれ、事業継続およびディザスタ・リカバリ・システムの確立に注目が集まっている。

ディザスタ・リカバリ・システムには、構築とメンテナンスがシンプルであること、旧ITシステムと互換性がありそれを再利用できること、ディザスタ・リカバリ・リソースの自動割り当てができることなどが求められる。

さらに、IT業界ではクラウド・コンピューティングという第3の変革が進行しており、オープン性とコンバージェンスを特徴とするOpenStackベースのクラウド・データセンターの活用を積極的に進める企業が増えてきている。

こうしたなか、オープン・アーキテクチャのクラウド・データセンター向けディザスタ・リカバリの需要が高まるとともに、クラウド・データセンター事業者はテナント企業へのサービスとしてディザスタ・リカバリを提供する必要性に迫られている。

 

ファーウェイ・クラウド・ディザスタ・リカバリ・ソリューションは、2014年9月にリリースしたディザスタ・リカバリ・データセンター・ソリューション(アクティブ-アクティブ・モード)のほか、クラウド管理プラットフォームManageOne、ディザスタ・リカバリ管理ソフトウェアBCManager、ストレージ・サービス・プラットフォームOceanStor DJ、OpenStackインターフェースのエクステンション、仮想化、アクティブ-アクティブ・ストレージ機能HyperMetro、仮想マシン・バックアップ・ソフトウェアeBackupなどから構成され、OpenStackアーキテクチャを採用したクラウド・データセンター向けに総合的なディザスタ・リカバリを提供する。

また、同ソリューションは、ファーウェイおよびサード・パーティ製の運用管理プラットフォームに対応し、各テナントにディザスタ・リカバリ・サービスを提供する。

さらにテナントやサービス部門は、アクティブ-アクティブ、アクティブ-スタンバイ、データバックアップなどのディザスタ・リカバリSLAを各自で設定できるため、ディザスタ・リカバリ構築に要する時間が月単位から分単位に短縮される。

ディザスタ・リカバリ訓練もサービス部門が独自に実施でき、メンテナンスの簡素化とRTO(Recovery Time Objective:復旧時間目標)の最小化を実現する。

 

ファーウェイはクラウドおよびデータセンター分野で急速な成長を続けている。

2015年8月末現在、世界各地660のデータセンター向けにソリューションを提供しており、そのうち255はクラウド・データセンターだ。

市場でのOpenStackの評価を踏まえ、ファーウェイはOpenStackへの投資を強化している。

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