総務省、「将来のネットワークインフラに関する研究会」報告書を公表

総務省は、平成29年1月から「将来のネットワークインフラに関する研究会」を開催し、将来にわたりICTを最大限に活用する社会を支えるネットワークインフラを実現するための技術課題、推進方策等について検討を行ってきた。今回、同研究会において報告書が取りまとめられた。

昨今、IoTや高精細映像配信等の新たなサービスが進展しつつあり、2020年には第5世代移動通信システムが実現されることが想定されている。将来的には、これらの高度なサービスは社会に広く普及していくことが想定され、それらを支えるネットワークインフラの重要性や国民生活・社会経済活動への影響力はますます大きくなっていくものと考えられるという。

こうした状況を踏まえ、総務省は、「将来のネットワークインフラに関する研究会」を開催し、2020年から2030年頃までを想定して、ICTを最大限に活用する社会を支えるネットワークインフラを実現するための技術課題、推進方策等について検討を行ってきた。

「将来のネットワークインフラに関する研究会」報告書は以下の構成になっている。
第1章 検討の背景
 1.1 我が国の固定通信トラヒックの現状
 1.2 ICT サービスの高度化・多様化
 1.2.1 IoT の進展
 1.2.2 第5世代移動通信システムの実現
 1.2.3 高精細映像配信の進展
 1.3 無線アクセス技術の進展
 1.4 ネットワーク機能のソフトウェア化の進展
 1.5 ネットワークインフラを保守・運用する人材の不足

第2章 将来のネットワークインフラへの期待
 2.1 ネットワークインフラの社会的な役割
 2.2 ネットワークインフラの進化の方向性

第3章 2020 年から 2030 年頃までのネットワークインフラに求められる機能
 3.1 ミッションクリティカルな様々なサービスを支える社会基盤としての機能
 3.2 多様化・高度化するユーザニーズへの対応
 3.3 ネットワークインフラの安全・信頼性の確保
 3.4 効率的なネットワークの実現
 3.5 2030 年までに求められる主な要求条件

第4章 将来にわたり安定的なネットワークインフラを実現・運用するための技術課題・推進方策等
 4.1 ネットワークの高速化
  ① 光伝送技術(コア)
  ② 光伝送技術(アクセス)
 4.2 ネットワーク制御の高度化
  ③ ネットワークスライシング技術
  ④ エッジコンピューティング技術
  ⑤ データセントリック技術
  ⑥ 自動オペレーション技術(AI による保守・運用技術)
 4.3 制度面の課題
 4.4 ネットワーク技術の高度化と国際連携

第5章 将来のネットワークインフラの発展イメージ
 5.1 IoT サービス
 5.1.1 サービスの進展に関する仮説
 5.1.2 ネットワーク側に求められる技術的対応
 5.2 超リアルタイムサービス
 5.2.1 サービスの進展に関する仮説
 5.2.2 ネットワーク側に求められる技術的対応
 5.3 高精細映像配信サービス
 5.3.1 サービスの進展に関する仮説
 5.3.2 ネットワーク側に求められる技術的対応
 5.4 ネットワークインフラの発展によって実現するサービスのイメージ

第6章 将来のネットワークインフラの実現に向けて

詳細はこちらの報告書PDFを参照。(報告書概要PDFはこちら

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