インフォディオ、プログラミングを学べるダンボールロボット「embot」の先行体験版が販売開始

株式会社インフォディオは、本日7月19日にプログラミング教育用ロボット「embot(エムボット)※」の先行体験版の購入予約を開始した。

「embot」は、ダンボールを用いたロボットを自由に組み立てることで電子工作やものづくりの基礎を学ぶとともに、そのロボットをタブレットやスマートフォン上でのビジュアル・プログラミングを通じて子供でも簡単に操作することができる教育用ロボットだ。これまで株式会社NTTドコモが全国各所で開催した、主に小学生向けのプログラミング体験セミナーで使用した教材をもとに、今回先行体験版を限定販売する。先行体験版は、2017年7月19日から9月29日までの期間限定での販売。

経済産業省により平成28年に公表された「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、日本のIT人材は現時点で17万人超が不足しており、文部科学省は2020年に小学校のプログラミング教育を必修化することを発表した。しかし、実際にITの最前線で活躍出来る人材育成につながる実践的なプログラマー視点で開発された教材はまだ少なく、また高価なものも多いため、広く普及するには至っていないのが現状だという。

そこで、実践的でありながら、誰でも手軽に楽しく学べるスターターキットを目指し、プログラマーチームが主導して、株式会社NTTドコモが技術開発を実施。これにより、プログラミング教育をもっと身近に、より多くの家庭に届けることで、日本のIT人材育成に貢献していく考えだ。

インフォディオ、プログラミングを学べるダンボールロボット「embot」の先行体験版が販売開始

「embot」はダンボールと簡単な電子部品からできている。ダンボール製のため、自由に切ったり貼ったり、色を塗ったりして、自分だけのオリジナルロボットを安全に作ることができる。牛乳パックやトイレットペーパーの芯など、家にある材料を組み合わせて、ロボット以外のものもつくることができるなど、身の回りにあるものを使ってプログラミングを自由に楽しむことが可能だという。

インフォディオ、プログラミングを学べるダンボールロボット「embot」の先行体験版が販売開始

embotアプリはパソコンを使わず、タブレットやスマートフォンでかわいいパーツをつなげて直感的にプログラミングが行えるビジュアル・プログラミングを実現。画面は大き2種類で、プログラミングの全体の流れをつくるフローチャート画面と、プログラミングの詳細をつくる逐次処理画面。プログラミングに欠かせない”if”や”for”はフローチャート画面でわかりやすく簡単につくることができるという。

逐次処理画面ではソースコードの表示や“引数”を設定することができ、実践的なプログラミングスキルを学ぶことが可能。これらの機能はレベルに合わせて適切に出てくるようになっており、段階的にプログラミングを学んでいくことができるという。

※「embot」は、株式会社NTTドコモの新規事業創出プログラム「39works」から生まれたダンボールでできたプログラミング教育用ロボットであり、株式会社インフォディオはサービス提供・販売・運営を行う。39worksは、社外のパートナーとプロジェクト体制を組み、一体となって「企画から開発、運用、保守まで」を一貫して実施(BizDevOps)。小さく、早くスタートし、高速PDCAにより改善を繰り返し、マーケットに問いながら、ビジネスを育むプログラム。

【関連リンク】
インフォディオ(infordio)
NTTドコモ(NTT docomo)
embot(エムボット)

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録