IQP Corporation(日本法人:日本IQP株式会社)がGEデジタルに買収されたことを発表した。IQP Corporationは、IoT及びビジネスアプリケーション向けコードフリーアプリ開発環境+ランタイム環境であるIQPを開発、提供している。
GEの 産業用IoTプラットフォームPredix(プレディックス)を基盤としたアプリ開発ツールであるPredix Studioは、IQPと連携することにより、素早いアプリ開発とその可視化機能が一層強化されるという。
IQPが加わり、Predix Studioは迅速なアプリケーション開発のための統合的なワークフローを提供可能にし、GE デジタルは従来のシステム開発者以外の人々にも、IoTアプリケーションの開発を可能にする仕組みを提供することができるという。
IQP は開発環境で、誰もがコーディングをすることなく、アプリを構築することができるという。ウェブベースの視覚的なプログラミングインターフェースとデザインテンプレートを使ってウェブアプリケーションを高速で構築することができ、それらのアプリはPC、タブレット、モバイルでの使用に最適化されている。
IQP は今後、Predix Studioと連携することにより、ユーザーに対してPredix Studioのアプリコンポーネントをドラッグ&ドロップで追加することができる機能を提供する。
IQP買収までの道のりは2016年に、Predix Startup Accelerator Programに選定されたことに遡る。IQPが産業用分析アプリケーションの開発において、Predixをさらに強化するものであると高く評価されたことから、両社の協業体制が深まった。
カプリンスキーガイと共同創業者兼副社長のカプリンスキー真紀 (日本人女性起業家) は連続起業家だ。IQP Corporationは2011年に東京で設立され、イスラエルのテルアビブに研究開発センターを設立した。2016年には米国市場への参入を決め、シリコンバレーに本社を移転した。
【関連リンク】
・日本IQP株式会社
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