Jibe MobileとJAL、リアルタイム位置管理ソリューションを活用して、羽田空港のIoT化を目指す共同実証実験を開始

Jibe Mobile株式会社と日本航空株式会社(以下JAL)は、2015年10月22日から約1ヶ月間、Jibe Mobileが開発したBluetooth Low Energy(以下BLE)を活用したリアルタイムでの人・物品の位置管理ソリューション「Blu-trail」を活用し、羽田空港のJALのスタッフの業務をIoT技術によって効率化を図る共同実証実験を開始した。

 

Jibe Mobileが提供するBLEを活用したリアルタイムでの人・物品の位置管理ソリューション「Blu-trail」は、ボタンサイズのBeaconハードウェア、Beaconからの電波を受信するハードウェア(以下、受信機)、クラウドサーバに設定されたデータ分析機能と管理ソフトウェアがセットになったソリューションだ。

倉庫・工場・病院での物品管理や、介護施設、オフィス、流通店舗などでの人の動態管理・安全確保・流動分析など幅広い用途に対応が可能で、人・物品の管理において作業効率の向上、棚卸しの自動化、タイムカードの置き換えや、目視点検による管理コストの削減など、導入企業のさまざまな業務を効率化し、同時にコストを抑えることが可能となる。

 

本実証実験では、JALが羽田空港で飛行機の利用者向けに提供する車椅子とベビーカー約200台、スタッフが使う携帯型の無線通信機約90台に、BLEの電波を発信するボタンサイズのBeaconを取り付け、空港の国内線ビルの出発ロビーを中心に受信機約35台を設置し、車椅子、ベビーカー、携帯型の無線通信機がどの場所に存在するか、JALのスタッフがパソコンやスマートフォンから「Blu-trail」の管理画面を使ってリアルタイムで把握できるようにした。

従来は、車椅子、ベビーカーの置き場に余っているものがなかった場合に、他の場所にあるかをスタッフが探してまわる作業が発生していた。「Blu- trail」を活用することで、車椅子とベビーカーが置かれている場所を可視化し、作業の効率化に繋がるかを実験をとおして検証する。

また、JALの羽田空港の現場の責任者が、スタッフが空港のどこで作業を行っているか、従来は携帯型無線通信機での所在確認の作業が発生する事があり、リアルタイムの把握が難しい場面があった。「Blu-trail」を使ってスタッフが携帯する無線機の位置を可視化することで、現場の責任者がスタッフの位置を把握することが容易になり、空港でのスタッフの配置の最適化を行えるかどうかもあわせて実験で検証する。

Jibe MobileとJAL、リアルタイム位置管理ソリューションを活用して、羽田空港のIoT化を目指す共同実証実験を開始

 

【Blu-trail 概要】

■主な機能

・Beaconの一括管理機能
大量の監視対象Beaconを管理画面から一覧確認可能。監視対象を複数のエリア・フロアに同時表示するなど、運用者が状況把握しやすい見やすいインターフェースで、監視対象物をリアルタイムにモニタリングすることができる。タブレット端末上での表示にも対応しているので、運用者は現場を移動しながら確認も可能。

・分析機能
Beaconを取り付けた人・物品のリアルタイムの位置把握と動態分析、ヒートマップによる滞留分析、時間帯分析などが可能。

・アラート通知機能
予め設定した監視エリアにビーコンの出入りがあった場合、管理者にアラートメールを送信することができる。

・マルチビーコン対応
Bluetooth4.0LE規格の任意のデバイス、iBeacon、Eddystone、その他ucode仕様の電波タグや長距離Beaconなど、広範なBeacon群をサポート。

 

■利用料金

初期費用 50万円(税抜)/ 月額費用 14万円(税抜)から
※Beaconと受信機の利用数に応じて、月額費用は変動する。

 

Jibe MobileとJAL、リアルタイム位置管理ソリューションを活用して、羽田空港のIoT化を目指す共同実証実験を開始
管理画面のスクリーンショット
Jibe MobileとJAL、リアルタイム位置管理ソリューションを活用して、羽田空港のIoT化を目指す共同実証実験を開始
(左)Beaconの電波の受信機
(右)BLEのBeacon

 

【関連リンク】
Jibe Mobile株式会社
日本航空株式会社(JAL)
Blu-trail

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