ソニー、Googleアシスタント搭載スマートスピーカー「LF-S50G」を発売

ソニーは、スピーカーに話しかけて音楽の再生やニュースなどの情報取得、テレビやオーディオ機器、IoTデバイスなど対応機器のコントロールができる、Googleアシスタント搭載スマートスピーカー「LF-S50G」を本年12月9日より発売すると発表した。価格は24,880 円(税抜)だ。

「LF-S50G」は、Wi-Fiに接続して“OK Google”とスピーカーに話しかけることで、Google Play Musicなどの音楽ストリーミングサービスから音楽を流すことができるほか、ニュースや天気、交通情報などの情報取得や目覚ましのアラームやスケジュールの管理、ホームネットワーク内の対応オーディオ機器やAndroid TV機能搭載ブラビア、IoTデバイスとの連携、操作が可能。

音響面では、部屋の全方向にバランス良く広がる360°サウンドを実現。家事をしながら部屋を動き回っても、どの方向からでも音楽やナレーションの音声をクリアに聞くことができるという。

また、料理中などで手が濡れているときでも、本体に触れずにすぐ音楽の再生/一時停止や音量調節などの操作ができる「ジェスチャーコントロール」を搭載。加えて、JIS防水保護等級IPX3の防滴性能で、キッチンやダイニングなど水しぶきの飛ぶ場所においても使用可能だという。また本体表面に時刻が表示されるなど、使いやすさにこだわった。

1. Google アシスタント搭載、声だけで手軽に音楽再生・情報取得・対応機器操作

“OK Google”とスピーカーに話しかけるとアシスタントが起動。声で指示するだけで、手軽に音楽再生や天気・ニュースなどの情報取得、対応機器のコントロールが可能だ。

なお、利用するにはスマートフォンやタブレットに「Google Home」アプリをインストールし、設定を行う必要がある。

音楽再生

声で指示すると、Google Play Musicなどの音楽ストリーミングサービスを通じて、好みのアーティストの特定の曲や雰囲気や気分に合わせたプレイリストの音楽を再生可能。

情報取得とスケジュール管理

声で問いかけると、天気、交通情報、ニュースなどの情報をリアルタイムで確認することができる。Google検索やGoogleマップなど、Googleが提供するさまざまなサービスを通してその時に必要な情報を手に入れたり、サービスを使ったりすることができる。また、スケジュールの管理やアラーム、タイマーの設定が可能。

対応機器との連携・コントロール

Works with Googleアシスタントに対応したソニーの機器や他社の対応周辺機器・家電を「Google Home」アプリで連携させると、声で操作が可能。

ソニーのサウンドバー「HT-ST5000」や「HT-MT500」、ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」など、ホームネットワーク内のWorks with Googleアシスタント対応オーディオ機器と連携すると、特定の機器から同じ音楽を同時に流すマルチルーム再生を楽しむことができる。

なお、ソニー製のChromecast built-in対応のオーディオ機器であればWorks with Googleアシスタントにも対応しているため、連携と音声操作が可能だ(2017年10月26日時点)。

また、Android TV機能搭載ブラビアでは、声で検索したYouTubeの映像を流すことができるほか、再生中のYouTubeのコンテンツのボリュームを声でコントロールしたり、停止したりできる。さらには照明のコントロールなど、スマートホーム体験が可能。

なお、Android TV機能搭載ブラビアでは電源のオンオフ、チャンネル切り替えなど「LF-S50G」からの声によるコントロールは、来年以降対応予定だ(対象機種は未定)。

2. 部屋の全方向にバランスよく広がる360°サウンド

ソニー、Googleアシスタント搭載スマートスピーカー「LF-S50G」を発売

ソニーのスピーカーとして初めて、対向配置した2ウェイスピーカーシステムを採用。音声が全方向にバランスよく広がる360°サウンドを実現した。部屋を動き回っても、音楽やナレーションの音声をクリアに聞くことができるという。

対向配置2ウェイスピーカーシステム

ボーカル帯域を鳴らすフルレンジスピーカーを上向き、低域を鳴らす大振幅サブウーファーを下向きに対向配置した2ウェイスピーカーシステムを採用。明瞭なボーカルと自然な低域の両立をコンパクトなボディで実現。

2ステージディフューザー

上下のスピーカーユニットから発生した音を効果的に全方向に放射させる2ステージディフューザーを搭載。スピーカーとディフューザーの距離を緻密に調整、最適化したことで、部屋の隅々までバランスよく音を放射することができる。

さらに、ディフューザーの中央に、太い柱構造を入れたことで高剛性化を実現。ディフューザー自体の不要な共振を抑えて、澄んだボーカルと力強い低域を両立した。

ダンプドバスレフダクトとサブウーファー

バスレフダクトの一部にダンプ材を詰め、コンパクトなボディでは再生しにくくなりがちな低域のボリューム感と自然な伸びやかさを高い次元で両立。また効率の良いスピーカーレイアウトのため、サブウーファーの容積が確保されると同時にユニットの駆動力も強化され、上質な低域再生が可能。

3. 使いやすさへのこだわり

キッチンやダイニングなどでも手軽に利用できる使いやすさにもこだわっている。

料理中などで手が濡れている時でも、本体に触れることなく操作ができる「ジェスチャーコントロール」を搭載。本体の天面に手のひらや指をかざして動かすことで、音楽の再生/一時停止、曲送り/曲戻し、音量調節、Googleアシスタントの起動が可能。

加えて、JIS防水保護等級IPX3の防滴性能に対応。キッチンなど水しぶきのかかる場所でも使える上、本体を水拭きできるという。また、本体カバーは布製で撥水コーティングしており、取り外して水洗いもできる。

また、本体に時計表示も搭載。スピーカーに話しかけなくても、一目で時刻を確認できる。Bluetooth技術とNFCに対応しており、スマートフォンと接続してお持ちの楽曲やコンテンツを楽しむことも可能だ。さらに、周囲の騒音の大きさに合わせて、再生中のコンテンツを聞き取りやすい音量に自動調節する「おまかせ音量」機能にも、今後、ソフトウェアアップデートで対応予定だという。

【関連リンク】
ワイヤレススピーカー「LF-S50G」製品詳細

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