sMedioとトーハン、顔認識AI技術を活用した「AI書店員」の実証実験サービスを開始

株式会社sMedioは株式会社トーハンと共同で、カメラ映像からその人の「性別」「年代」「表情」を推定し、お薦めの本を選定する技術「AI書店員」を開発し、2017年11月6日よりブックファースト新宿店において実証実験サービスを開始した。

「AI書店員」は、トーハンの「ほんをうえるプロジェクト」における書店店頭でのIoT、AI技術によるプロモーション施策「マクルーハンの本棚」の第2弾として開発された。そのなかでsMedioは、顔認識AIを搭載したサイネージシステムの開発全般を担当している。

同施策用のシステムは、店舗用デジタルサイネージシステム(小型PC、カメラ、32インチモニタ)に顔認識AIソフトウェアを搭載したもので、デジタルサイネージの画面を見ている人物の顔の映像から、性別、年代、表情を瞬時に推定し、表示内容を変更することが可能だ。

その表示内容の判定は顔認識AIによるリアルタイムの映像解析をもとに行われ、個人を特定したり、映像を録画・保存したりしないようにプライバシーに配慮されたものとなっている。

「AI書店員」では、顔認識AIの検出対象を、あえて画面正面に立っている1名の視聴者のみに限定。デジタルサイネージの表示も対話型の内容とすることで、視聴者一人一人に最適なお薦め作品を表示できる。

なお、今回のプロモーションは複数企業のコラボレーション企画として、店内のアガサ・クリスティー作品フェアと連動したかたちで実施されるという。株式会社早川書房が数十点のアガサ・クリスティー作品から、性別、年代、表情にあわせたお薦めのタイトルを選定。また、AXNミステリー提供によるプロモーション映像も表示されるということだ。

【関連リンク】
sMedio
トーハン(TOHAN)
早川書房(Hayakawa)
AXNミステリー

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