東京エレクトロン デバイス、時系列データから装置の異常判別プログラムを自動生成するIoT向けマシン「CX-M」を開発

東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)はIoT向けに時系列データから装置の異常判別プログラムを自動生成する専用マシン「CX-M」を開発し、本日より販売を開始した。

TEDは、製造業の企業を対象に同製品及びソリューションで、今後3年間で5億円の販売を見込んでいる。製品価格は99万5千円(税別、年間使用料込)、2年目以降は年間使用料72万円(税別)だ。

開発の背景

近年、製造業の現場ではIoTを活用した装置の異常検知や故障予測などの予防保全への関心が高まっている。

装置の状態を判別するプログラムを生成するためには、装置の振動や音、センサーなどからの時系列データを解析して判別モデルを作成する必要があるが、現状はデータサイエンティストなど専門知識を持った限られた人材が作業を行っていて、技術やコストの面で課題がある。

CX-Mについて

異常判別プログラムを自動で生成、任意の環境で利用できる

CX-Mは、時系列データを入力すると「データクレンジング」「特徴の抽出」「機械学習による判別モデル作成」「判別精度検証」を独自ソフトウェアで行い、異常判別プログラムを自動で生成する専用マシンだ。

ユーザーはデータ解析技術の知識がなくても、正常時と異常時の時系列データを用意するだけで自社基準の異常判別プログラムが生成できる。

生成した異常判別プログラムは出力することができて、クラウド上や自社のシステムに組み込むなど、任意の環境での利用が可能だ。

ROIを考慮したIoTでの予防保全が実現できる

CX-Mは内部でのデータ分析内容が確認できるので、入力データ量やデータクレンジングに依存する判別精度を数値化することが可能。ユーザーは判別精度から予防保全効果を予測できるので、ROIを考慮したIoT導入を検討することができる。

データフローアプリケーションへの展開も可能

現場で動作させるアプリケーションを生成する当社の「ノンプログラミング開発クラウドConnexon」を併用すると、機械学習により異常判別プログラムの判別精度が向上した時にも簡単にアプリケーション化することができ、システム開発時間やコストの削減が可能だ。

ハードウェア仕様

東京エレクトロン デバイス、時系列データから装置の異常判別プログラムを自動生成するIoT向けマシン「CX-M」を開発
CX-M専用マシン

筐体サイズ: 165(幅)×190(奥行)×43(高)mm
CPU: Intel Core i7-4770S(3.1GHz)
メモリ: 16GB
HDD: HDD 2.5インチ SERIAL ATAⅢ 500GB 5400rpm
OS: Linux
動作環境: 温度:0~40度、湿度:20-80%
質量: 約1.4kg
インターフェース: USB3.0 2ポート、USB2.0 6ポート、COM 2ポート、SDカードスロット、リモートスイッチ端子、グラフィック3ポート(DisplayPort:2, HDMI Port:1)、LAN 2ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)

【関連リンク】
CX-M 製品紹介WEB

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