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安川電機と日東精工、多関節ロボットとねじ締めドライバを融合した「ねじ締め自動化装置」を共同開発

株式会社安川電機と日東精工株式会社は、多関節ロボットとねじ締めドライバを融合させた「ねじ締め自動化装置」を共同開発したと発表した(2018年に製品化を予定)。

安川電機は、長期経営計画「2025年ビジョン」に掲げている「新たな産業自動化革命の実現」に向け、新たなソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を打ち出している。

顧客の機械・設備を充実させるためのコンポーネントを中心とした既存のハード面でのソリューション提供に加え、その機械・設備を実際に稼動させた後のデータ活用による生産性の向上、高い品質の確保・維持、そして止まらないラインの実現といったソフト面での製品力を拡充している。

ものづくりにおける組立て工程でのねじ締め作業は多種多様にわたり、その自動化ニーズは非常に高まっている。

そのような状況の中、サーボ・ロボットの制御技術に強みを持つ同社は、「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」のコンセプトのもと、ねじ締めソリューションのノウハウを持つ日東精工と協業。

ロボットコントローラにねじ締めドライバの制御技術を統合し、ロボットとねじ締めドライバを一括制御する「ねじ締め自動化装置」を共同開発した。

「ねじ締め自動化装置」では、ロボットが持つ位置情報と、ねじ締めドライバが持つトルク情報を組み合わせることにより、ロボットがリアルタイムにねじの締め付け品質を把握することが可能となった。

そのため、従来は検知が難しかったタップ(雌ねじ)の加工不良や、長さ違いのねじ混入による締め付けミスを検知し、その場でリトライすることができるという。

また、得られた情報を上位システムへアップロードすることで、工場全体のねじ締め品質を見える化し、一元管理することも可能。

合わせて、ロボットとねじ締めドライバの操作系統を一本化することで、ロボットのペンダントからロボットとねじ締めドライバ双方の動作パラメータを簡単に設定することが可能となり、セットアップ時間を短縮できるということだ。

【関連リンク】
安川電機(YEC)
日東精工(NITTO SEIKO)

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