香港の通信HKTとファーウェイ、4.5G技術デモで1ギガビット/秒を達成

ファーウェイと香港の通信事業者であるHKT(香港電訊)は11月3日、香港で開催された「世界モバイル・ブロードバンド・フォーラム 2015」(11月3日、4日)において第4.5世代携帯電話技術(4.5G)を用いたデモを行い、1ギガビット/秒の通信速度を達成した。

両社は数百名の来場者が見守るなか実施された同デモで、最大1.2ギガビット/秒の下り通信速度を達成し、ネットワーク性能を実現した。これは早ければ2016年にも見込まれている4.5G技術の商用化に向けた重要なマイルストーンとなる。

 

世界のモバイル・ブロードバンド・サービスを切り拓いてきたHKTは、2014年にファーウェイと共同で香港では初となる2つの搬送波を束ねたキャリア・アグリゲーション(2CC CA)を導入し、1ユーザーあたり最大で300メガビット/秒の下り通信速度を実現した。

今年5月には、IP-RANベースで3つの搬送波を束ねたキャリア・アグリゲーション(3CC CA)のライブ・デモを実施し、1ユーザーあたり最大450メガビット/秒の下り通信速度を記録している。

今回のデモでは4つの搬送波を束ねた4CC CAネットワークを構築し、3CC CAネットワークの2.6倍の速さとなる通信速度を記録したことで、4.5G時代の幕開けを示した。

 

4.5G LTE技術の導入により、通信事業者はユーザー・エクスペリエンスを向上させることが可能となるほか、M2M通信やIoT、仮想現実や小型無人機(ドローン)などを利用した新たなモバイル・インターネット・アプリケーションの急速な普及を支えることが可能となる。

世界でも最も発展した都市のひとつである香港は最新の無線通信技術を導入する最先端市場であり、携帯電話の普及率は220%を超え、無線データ通信サービス市場は過去5年間で8倍に成長している。

 

今年で6年目を迎えた「世界モバイル・ブロードバンド・フォーラム 2015」は、世界を牽引する通信事業者のほか、モバイル産業や垂直産業のリーダーを迎えて開催される、業界注目イベントのひとつだ。

初の香港での開催となった今回は、4.5Gにおけるアプリケーション、5G技術のイノベーション、Narrow Band IoT(NB-IoT)、モバイル・ブロードバンド・ネットワークの進化などの動向が紹介された。

HKTの商用ネットワーク上で1ギガビット/秒の通信速度を実現するデモを披露する「香港MBB体験ツアー」は、同フォーラムのハイライトとして実施された。

 

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