富士通交通・道路データサービスとインクリメントP、物流分野のデータ活用で協業

株式会社富士通交通・道路データサービス(以下、FTRD)とインクリメントP株式会社(以下、IPC)は、物流関連事業者向けに、両社のデータを活用した協業を行ない、物流生産性向上へ貢献するサービス等の開発を行なうと発表した。

FTRDは、日本全国を通行する貨物トラックのうち約12万台に装着されている、株式会社トランストロン製ネットワーク型デジタルタコグラフから収集・蓄積される走行実績データ等を統計処理した、時間・空間の両面での連続性を特色とする物流プローブデータの分析サービスを提供している。

IPCは、日本全国のデジタル地図制作のため、定期的に走行調査を実施し、車載カメラから道路の前後方を連続撮影しており、560万km以上の画像情報を保有し、鮮度の高いデジタル地図情報の提供に努めている。

両社は、それぞれが保有するビッグデータは、解析技術等の進展に伴い、利用価値も向上し、将来的に多様な利活用が期待できるものと考えているという。

一方、近年の物流業界では空港・港湾の国際貨物輸送量が増加傾向にあり、ドライバー不足が大きな課題となっており、それらの課題を背景として、輸送車両の大型化も加速する傾向にある。

そうした中、大型車を用いた輸送事業は、その車両の大きさから通行可能な道路が限定されるため、物理的に大型車が通行できる道路の把握が重要であり、最適な経路選択には、その通行可能な道路をネットワークとして把握することが求められる。

これらの課題に対して、両社のデータや技術を連携、活用することで、安全かつ効率的な物流ネットワークの提案が可能となる。今後、両社は物流市場を対象としてデータ連携分野での取組みを加速させるとしている。

主な連携・協力の内容は以下の通りだ。

  1. 走行実績に基づく経路案内サービスの開発:
    貨物トラックの走行実績データから大型トラックの走行実績を抽出し、高さ制限などの交通規制情報と合わせて、大型トラックが通行可能な経路探索を可能とするルート検索サービスの開発
  2. 位置情報に基づく大型車駐車可能地点情報サービスの開発:
    店舗などの位置情報と貨物トラックの走行実績データを複合分析し、大型車両が駐車可能な地点情報を分析するサービスの開発

【関連リンク】
富士通交通・道路データサービス(FTRD)
インクリメント・ピー(INCREMENT P)
トランストロン(TRANSTRON)

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