オプティムが「スマート農業アライアンス」を設立、生産者にドローンやAIなど無償提供も

株式会社オプティムは、AI・IoT・ビッグデータを活用して“楽しく、かっこよく、稼げる農業”を実現するスマート農業を推進する取り組みとして、「スマート農業アライアンス」の設立を発表した。またアライアンス設立に伴い、「スマート農業アライアンス」の第一期募集を無料で開始する。

「スマート農業アライアンス」とは

オプティムが設立する「スマート農業アライアンス」とは、AI・IoT・ビッグデータを活用して“楽しく、かっこよく、稼げる農業”を実現するべく、スマート農業を推進する取り組みだ。

「オプティム・スマート農業アライアンス」へは、農家だけではなく、企業や金融機関、自治体、大学など、スマート農業の実現を目指す企業であれば、全ての業種が対象となる。

「スマート農業アライアンス」に参画する企業・団体は、「スマートアグリフードプロジェクト」、「スマートデバイスプロジェクト」、「その他プロジェクト」の何れかに参加できる。

「スマートアグリフードプロジェクト」とは

ドローン・AI・IoTを利用して「減農薬」を達成して、高付加価値がついた農作物の生産、流通、販売を行うプロジェクト。「スマートアグリフードプロジェクト」に協力する生産者へは、ピンポイント農薬散布テクノロジーを含む、「OPTiM スマート農業ソリューション」を無償提供する。

また、その中でも「大豆」と「米」を生産する農家は、「OPTiM スマート農業ソリューション」を通じて生産された作物を、オプティムが全て買い取るという。

「スマートデバイスプロジェクト」とは

「スマートデバイスプロジェクト」とは、スマート農業を実現するキーとなるスマートデバイス(スマートフォン、タブレット、スマートグラス、ドローン、フィールドセンサー、IoT農機具など)を活用し、生産者の農作業の負担軽減や技術伝承の問題を解決するプロジェクトだ。

オプティムは、さまざまなメーカーのデバイスを、「OPTiM スマート農業ソリューション」と融合させ、生産者に必要となるサービスを作り出すとしている。

第一期「スマート農業アライアンス」募集詳細

「スマートアグリフードプロジェクト」(大豆、米)募集詳細

  • 会費:無料(生産者のみ)
  • 募集期間:2018/3/31まで
  • 募集方法:「OPTiM スマート農業ソリューション」Webページより申し込み
  • 募集要項:
    1. スマート農業アライアンスの目的および活動に賛同する生産者、企業、団体
    2. 取り組み結果や成果を定期的に報告できること(Agri Field Manager、Agri Assistantを利用すること)
    3. 生産者自身によりドローンの操縦ができること(講習はオプティムにて無料で実施予定)
    4. 残留農薬検査、土壌調査、各種実証実験などに協力できること(検査などはオプティムにて無料で実施予定)
    5. 書類、面談審査の後、一定のオプティムの審査をクリアできること

「スマートアグリフードプロジェクト」(冬野菜)募集詳細

  • 会費:無料(生産者のみ)
  • 募集期間:2018/1/31まで
  • 募集方法:「OPTiM スマート農業ソリューション」Webページより申し込み
  • 対象作物:たまねぎ、キャベツ、ほうれんそう、ブロッコリー、じゃがいも、長ネギ、ほか順次追加予定
  • 募集要項:
    1. スマート農業アライアンスの目的および活動に賛同する生産者、企業、団体
    2. 0.5ha以上の対象作物栽培が実施可能なこと
    3. 取り組み結果や成果を定期的に報告できること(Agri Field Manager、Agri Assistantを利用すること)
    4. 生産者自身によりドローンの操縦ができること(講習はオプティムにて無料で実施予定)
    5. 残留農薬検査、土壌調査、各種実証実験などに協力できること(検査などはオプティムにて無料で実施予定)
    6. 書類、面談審査の後、一定のオプティムの審査をクリアできること

「「スマートデバイスプロジェクト」募集詳細

  • 会費:無料(第一期のみ)
  • 募集期間:2018/3/31まで(第一期)
  • 募集方法:「OPTiM スマート農業ソリューション」Webページより申し込み
  • 募集要項:
    1. スマート農業アライアンスの目的および活動に賛同する生産者、企業、団体
    2. 0.5ha以上の対象作物栽培が実施可能なこと
    3. 取り組み結果や成果を定期的に報告できること(Agri Field Manager、Agri Assistantを利用すること)
    4. 生産者自身によりドローンやウェアラブルデバイスなどを操縦できること(講習はオプティムにて無料で実施予定)
    5. 残留農薬検査、土壌調査、各種実証実験などに協力できること(検査などはオプティムにて無料で実施予定)
    6. 書類、面談審査の後、一定のオプティムの審査をクリアできること

【関連リンク】
「OPTiM スマート農業ソリューション」Webサイト

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