DNP、自然な会話から欲しい情報が得られるAIを活用したデジタルサイネージを開発

大日本印刷株式会社(以下、DNP)と、DNPグループの株式会社インテリジェント ウェイブ(以下、IWI)は、AI(人工知能)を活用して生活者が発した自然な会話の中から質問の言葉を分析し、その意図に沿った情報を選択して表示するデジタルサイネージ(電子看板)システムを共同で開発した。

開発の背景

駅や観光施設などでデジタルサイネージを活用した情報提供が増える中、利用者の発した質問に応じて、最適な情報を提供する対話型のデジタルサイネージシステムが求められている。

しかし、事前に利用者の質問を想定し、その回答の作成や対応する回答を検索するためのデータベースを構築・更新する費用と手間が膨大となることが普及の阻害要因となっている。

また、スマートスピーカーなどを活用した音声応答では、会話の中から質問を抽出しにくいといった課題がある。

これらの課題を解決するため、今回、Webや書籍などから情報を抽出し自動でコンテンツを生成するDNPのAI技術、口語や話し言葉のような自然言語をAI技術で適切に処理するIWI独自のソフトウエア「OpAI」を活用したデジタルサイネージシステムを開発した。

AIを活用したサイネージシステムの特長

同システムは、DNPとIWIのAI技術を活用して人間が話す言葉から質問内容を理解し、回答データから最適なものを生成・検索するシステムと、市販のスマートスピーカー、デジタルサイネージを連携させたシステムだ。

特徴は以下の通りだ。

  • 画像や文字の認識および自然言語処理を活用した情報構造化技術を用い、Webサイトやマニュアルなどの多くの情報から、質問への応答に必要な情報を短時間に高精度で生成し、その生成したデータを蓄積する。
  • IWIが提供する「OpAI(オーピーエーアイ)」により、話し言葉のような曖昧な会話文から質問内容を適切に理解し、最適な情報を検索・抽出する。
  • 抽出された情報から、デジタルサイネージの画面や音声での回答をAIが自動生成。利用者はテキスト・画像・音声・映像の組み合わせで、最適な回答を得ることができる。

【関連リンク】
大日本印刷(DNP)
インテリジェント ウェイブ(IWI)

Previous

NEC、工場における末端のIoT機器にも適用可能な4キロバイトの軽量改ざん検知技術を開発

オンキヨーとEYS-STYLEが提携強化、AIと音を融合する新規市場開拓を加速

Next