ノバルス、乾電池を利用する製品をIoT化するデバイス「MaBeeeモニタリングモデル」の量産出荷を開始

ノバルス株式会社は、2018年4月27日、乾電池を利用する製品をIoT化できるデバイス「MaBeeeモニタリングモデル:単三型乾電池タイプ」(以下、「MaBeee M」)の量産出荷を開始した(トップ写真)。

この「MaBeee M」は、乾電池を利用する製品の利用状況をクラウド上で可視化できるだけでなく、電池残量のモニタリングも可能なデバイスだ。

同時にビジネスシーンに応じてファームウェアをカスタマイズするサービスも開始。これにより、ビーコン連動や利用データを連動させる頻度の変更など、個別ニーズに応じたカスタマイズにも対応する。

ノバルスは従来、量販市場向けに乾電池型IoTデバイス「MaBeeeコントロールモデル」を提供してきたが、接続はMaBeee本体とスマートフォンとの間のネットワーク通信の範囲のみにとどまっていた。

しかし、クラウド利用の高まりからMaBeee本体とクラウドとの接続が可能な「MaBeee M」を開発し、ラインナップに追加したのだ。

「MaBeee M」は、初期導入が安価、工事が不要でDIYでの利用が可能、すぐに導入ができるなど多数のメリットが考えられ、新しいIoTセンサーなどの専用機器を購入しなくても身の回りの乾電池を使用した製品がIoTへと変化し、クラウドに接続できるデバイスとして期待される。

可視化には、別途Bluetoothを接続できるゲートウェイ(スマートフォン、Bluetoothゲートウェイ専用端末など)が必要になる。ゲートウェイ専用端末の接続はWifiやモバイル通信(3G、LTE、LPWAなど)の種類があるという。

可視化のシステム構成には、「MaBeee M」と自社でクラウドサービスを持つ企業とのコラボレーションを想定し、それぞれの企業のクラウドアプリケーションとの接続を予定している。

クラウドと接続するための機能は、通知・利用確認・乾電池残量検知の主に3つだ。

通知機能では、ひとり暮らしの高齢者の見守りや子供の帰宅通知(テレビリモコン、ラジオ、センサーライト)、残量検知(ハンドディスペンサー)、回数チェック(トイレ)、セキュリティ対策(スマートロック、ガーデンセンサーライト)、防災対策(ガス警報器、火災報知器)。

利用確認機能では、ヘルスケア・フィットネス機器、勤怠管理。乾電池残量検知機能では、乾電池の電池残量を一覧化し、設備機器の維持メンテナンス等々、シルバー・単身世帯や家族、オフィス、工場での様々な用途での活用シーンを想定し、個別ニーズに応じたカスタマイズを提案・提供する。

今後は、単三型乾電池サイズだけでなく単一型乾電池など、提供形状も増やしていく予定だという。

ノバルス、乾電池を利用する製品をIoT化するデバイス「MaBeeeモニタリングモデル」の量産出荷を開始
システム構成イメージ

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ノバルス(Novars)

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