STマイクロエレクトロニクスとJorjin、デュアル無線通信が可能なSigfox互換の低消費電力IoTモジュールを発表

半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(以下、ST)と、台湾・台北に拠点を置き、モジュールの設計・販売を行うJorjin Technologies Inc.(以下、Jorjin)は、Sigfox無線ネットワーク技術とBluetooth low energyを組み合わせたデュアル無線モジュールがSigfoxの認証を取得したと発表した。

JorjinのSigfox/Bluetooth low energyモジュール WS211xは、STのBluetooth low energyシステム・オン・チップ(SoC)であるBlueNRG-1とSub-GHz無線トランシーバのS2-LPを搭載。コネクティビティとバッテリ駆動時間の長期化により、コイン電池や環境発電で動作するIoT機器に適した製品だ。

Jorjinの新しいSigfoxモジュールは、完全にプログラム可能な製品で、STのBluetooth low energy SoCに内蔵された超低消費電力Arm Cortex-M0により、自立したIoT通信ノードとして機能する。

Bluetooth low energyとSigfoxの省電力広域ネットワーク(LPWAN)の組み合わせには、Over-The-Airによるファームウェア更新など、従来のSigfoxのみに対応したモジュールでは不可能な機能をIoTシステムで実現できるという利点がある。

また、IoT機器がSigfoxネットワークによる長距離通信とBluetooth low energyの近距離通信の両方に対応することで、設置や保守の際の設定変更や、Bluetooth low energyビーコン基地局がカバーするエリア内における位置変更の追跡といったメリットがある。

WS211xモジュールの評価ボードは、開発を簡略化するArduinoインタフェースを採用しているほか、MEMSモーション・センサ、環境センサ、ToF(Time-of-Flight)測距センサを搭載するSTのArduinoシールド・ボードとの互換性を有している。

また、Jorjinから提供されているソフトウェア開発キット(SDK)により、WS211xモジュールとSTのセンサ・シールド・ボードを使用したアプリケーションを開発できるほか、ATコマンド・リストを使用してモジュールのBluetooth low energy とSigfoxの機能をテストすることも可能だという。

【関連リンク】
STマイクロエレクトロニクス(ST)
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