NECネッツエスアイ、ローカル5Gの安全性を確保するセキュリティ運用サービス開始

NECネッツエスアイは4月19日、自社のセキュリティオペレーションセンターと、トレンドマイクロのモバイルネットワーク向けセキュリティソリューション「Trend Micro Mobile Network Security」を組み合わせた、セキュリティ運用サービス「5Gネットワークセキュリティ運用サービス for Trend Micro Mobile Network Security」の提供を開始すると発表した。価格は税込で月額20万円から。

「監視・解析・リスク判断」「解析報告・推奨対策提示・緊急隔離対応」「24時間365日の緊急時対応」といったサービスを提供する。

「5Gネットワークセキュリティ運用サービス for Trend Micro Mobile Network Security」のイメージ

「監視・解析・リスク判断」は、同社が独自に持つ脅威インテリジェンスと「Trend Micro Mobile Network Security」の脅威インテリジェンスを併用し、セキュリティアナリストが顧客のローカル5Gネットワークを監視するとともに、脅威の検出時には速やかに解析と、リスクレベルの判断を行う。

「解析報告・推奨対策提示・緊急隔離対応」では、解析した結果に基づき、発生したインシデントの対策に必要な推奨手順を顧客に案内する。ネットワークからの隔離が必要と判断した場合には、セキュリティアナリストがリモートで緊急隔離対応を実施する。

「24時間365日の緊急時対応」は、セキュリティアナリストが、24時間365日体制で緊急時の対応をする。例えば、顧客に代わって「Trend Micro Mobile Network Security」で検知した、攻撃通信の送信元IPアドレスからの通信をファイアウォールでブロックするなどを作業を行う。

そのほか、顧客の機器のインシデント検知状況や傾向、監視状況などを月次レポートとしてまとめ、報告する「月次レポート」もオプションで用意する。

NECネッツエスアイによると、5Gの提供が広がり、企業や自治体が特定の建物や敷地内で導入できる「ローカル5G」の活用が期待される一方、IoT機器がネットワークへ容易に接続できるため、悪意を持つ攻撃者による不正デバイスの持ち込みやデバイスの不正利用など、デバイスを発端とした、内部からの脅威の増大が懸念されるという。

また、IoT機器はOSやハードウエアの仕様や性能が機器で異なるため、一般的なセキュリティソフトをインストールすることが困難な場合があるとしている。同社では、ローカル5Gネットワークのこうした課題の解決を目的に、新しいセキュリティサービスを提供することにした。

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