CANDY HOUSE JAPAN株式会社が製造する、スマートロック「SESAME(セサミ) 」と、日本仕様に開発された「SESAME mini(セサミミニ)」は、メトロエンジン株式会社が運営している民泊ダッシュボードとの事業提携を発表した。
「SESAME(セサミ)」は、スマートフォンで解錠できるスマートロック。このセサミを日本の住宅に合わせて小さく開発されたものが「SESAME mini(セサミミニ)」だ。セサミは、AmazonアレクサやGoogle Homeなどのスマートスピーカーに対応し、Apple WatchやIFTTT対応など様々な他サービスとも連携している。
メトロエンジン株式会社は、宿泊業界を中心にリアルタイムのビックデータから人工知能・機械学習を活用し価格の設定を行うダイナミックプライシングツールを開発、提供している。同社が提供する民泊クラウドサービス「民泊ダッシュボード」は、ネット上のプラットフォームでの一括管理で民泊運営の自動化を手助けするサービスだ。
民泊ダッシュボードと連携することで、民泊ホストはインターネットのダッシュボード上で、簡単に複数物件の鍵の開け閉めを同時に管理したり、ゲストに鍵をシェアしたり、ゲストの予約時間に合わせて鍵のアクセス権を制限したりする事ができるようになる。
ゲストがチェックインする際の手続きの無人化や、清掃手配業者への鍵のアクセスシェアがクラウド上で行えることで、民泊運営の人的な手間を大幅に削減し効率的な経営に貢献するという。
またセサミを導入することによって宿泊客の「予約行動」だけではなく、鍵の開け閉めによる入室のビッグデータを随時収集し、リアルタイム・データに基づき、人工知能を用いた徹底的な分析および客室単価の算出を行う。さらに算出された客室単価が適正か否かを機械学習により繰り返し検証させることで、業務効率化、コストの削減及び顧客へのサービス向上が望めるという。
【関連リンク】
・CANDY HOUSE JAPAN
・メトロエンジン(Metro Engines)
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