AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

LGは、伸びるスマホとクリーンナップデバイス ーCES2021レポート3

企業:

オンラインで開催されているCES2021レポートの第三弾はLGだ。

冒頭、にゅーっと伸びるスマホの中で、SVPのJin-hong Kim氏が挨拶をする、オンラインならではのインパクトのある映像からスタートした。

以前から、テレビに関してLGは巻き取り式のディスプレイを発表しているので、この映像がでもなのか、本当に動く物を作っているのかは一切触れられなかった。

CES2019 LG
参考:2019年のCESで発表された格納できるテレビ

真面目に分析すると、巻き取り式のスマホが登場した場合、その駆動部分の電力供給で電池を食われるとなった場合、ただでさえ、5G通信になり電池の減りが早くなりそうなのに、現実的ではないとなるかもしれない。

それはともかく、LGもサムスンと同じく、コロナ禍における家での新しいくらしをイメージした作りとなっていた。

清潔を実現するデバイス

LGが作る、エアマネジメントソリューションがLG Puri Care Lineだ。ハイパフォーマンスフィルターと、センサーがコントロールするファンがいつでもどこでも空気を綺麗にするというものだ。

例えば、外出時のマスク。

CES2021 LG PuriCare

CES2021 LG PuriCare
中のファンを透かしてみたイメージ

コロナ禍でマスクをするのが当たり前になっているが、LGが作ったマスクはハイテクだ。頬のあたりにファンがついていて、口の周りの空気を綺麗にしている。

実際につけてみないとつけごごちはわからないが、想像するに重かったり、電源が暑くなったりしそうで、実用的な感じはしなかったが、今後大気汚染などが起きた際はこういった大きいデバイスをつけて生活することを強いられるのかもしれない。

また、小型のPuriCareも登場した。

CES2021 LG PuriCare

カバンに入れて持ち運べるサイズで、いろんなところで空気を綺麗にするというのだ。

さらに、紫外線を照射する自動運転ロボットも公開された。

CES2021 LG

家電製品の改善

他には、洗濯機や冷蔵庫、テレビ、食洗機といった家電製品をアップデートしたという話題が多く、大きな変更があったという訳ではないが、コロナ禍においていかに生活するか、という提案があった。

例えば、ノックすると中が透ける冷蔵庫。以前から提案されていて、昨年登場した綺麗な丸氷を作る仕組みに、今回は、浄水機能を搭載したウオーターサーバーが提案されていた。

CES2021 LG

他にも、LG OLED evoというハイクオリティなテレビが登場した。このテレビには、α9 Gen4 8KというAI処理が可能なチップが搭載されている。

CES2021 LG

おさらいになるが、LGのテレビは、WebOSと呼ばれるOSがあり、その上にコンテンツが並べられている。この仕組みは他のテレビも最近は横並びだ。

そこで、いかにUXをよくする表現にするのかについて、リモコンも含め再設計されてきている。

家電製品自体はコモディティとなってきている一方で、買い替えをしようとするとすごく高性能になっていることに驚かされる。

コロナ禍での新しい暮らし方を考える意味でも、進化のトレンドを抑えていきたい。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録