株式会社アクロディアは、中国上海の建築計画設計会社である上海華都建築规划設計有限公司(以下、上海華都社)と中国市場におけるインターホンIoT※システムのマーケティングに関する覚書を締結したと発表した。
また、同締結とともに、アクロディアと上海華都社との関係強化のため、同社代表取締役保有の同社株式350,000 株を譲渡した。
上海華都社は、上海に拠点を置き、中国主要都市において、都市計画、大規模マンション、大規模商業施設、公共施設等の建築設計に携わり、多数の実績を持つ中国屈指の建築設計会社だ。
2014年のAPEC 北京会場をはじめ、公共の美術館や博物館、ニュータウン等の設計開発に携わり、またマンション等の居住施設においては87万戸の自社設計の実績がある。アクロディアの「インターホンIoTシステム」の導入が効果的な大規模マンションを手掛けていることから、今後、アクロディアが現在展開している国内に加え、中国市場への開拓を図るべく、アクロディアの戦略パートナーとしてマーケティング活動や販売協力、中国市場向けの製品カスタマイズ等に協力する予定だという。
インターホン向けIoTシステムの概要
「インターホン向けIoTシステム」は、従来のインターホンでは実現できなかった新たな利便性の高いユーザー体験を提供する。
マンションの居住者は、住戸内はもちろん外出中であっても、場所を問わずどこでもスマートフォンでインターホンへの応答やオートロックの解錠等ができる機能が利用できる。
スマホがつながるところならどこでも応答可能
同システムでは、インターホンがインターネットに接続されることで、屋内だけでなく、屋外(外出先)でもスマートフォン等のインターネットに接続できる機器において、インターホンの基本機能である訪問者を映像で確認、音声で応答、オートロックの解錠を可能とする。
また、インターネット上のインターホンIoTサーバーと連携することにより、コンシェルジュ機能など、スマートフォンを活かした様々な利便性を図る機能を容易に実現する。
導入がしやすく、低コストでの運用が可能
インターホン向けIoTサーバーはクラウド化されており、低コストでの運用が可能。各住戸への工事は不要なため、新築、既築を問わず手軽に導入することが可能。
※導入可能な物件については、事前調査が必要。
【関連リンク】
・アクロディア(Acrodea)
・上海華都(HDD)
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