株式会社グラモは、同社が開発し、BtoB向けに販売する『iRemocon』の高機能版『iRemocon ZB』と連携するHEMS機器『iRemoUnit CT』を開発し、8月19日よりBtoB向けに販売を開始した。
『iRemoUnit CT』は家庭の分電盤に設置することで、家の中や外から家全体の消費電力、太陽光発電の発電電力、個別の部屋や機器の消費電力の計測および料金の見える化を実現する機器だ。
『iRemocon ZB』とセットで利用することで、自宅の消費電力の状況をチェックしながら、エアコン等の家電制御を行うことが可能となり、節電や見守り等に活用できる。
【電力見える化と家電制御を1つのアプリで実現】
家電制御を行うリモコン画面と、自宅の電力状況を表示する画面をシームレスに切り替えて操作可能。
単なる電力見える化だけでなく、家電制御も実現することで、積極的な節電や、離れて暮らすお年寄りの見守り等にも活用できる。
・操作画面
【iRemocon ZBとiRemoUnit CTの接続イメージ】
【iRemoUnit CTでご家庭の様々な電力情報を表示】
『iRemoUnit CT』に対応した『gHOUSE』アプリを利用することで、リアルタイムな消費・発電電力、消費電力の内訳もわかりやすく表示できる。
また、家全体、部屋毎の使用電力量・料金の過去(昨日、1ヶ月前、1年前)の推移を、グラフで簡単に把握することが可能。
例えば、今日と昨日、今月と先月、今年と昨年の消費・発電電力の料金が重ね合わせグラフで表示され、一目で比較・確認できる。
※『gHOUSE』アプリはApp Store、Google Playからダウンロード可能。
・電力情報表示画面
【わかりやすい画面構成】
家庭の電気をいくら買ったか、売ったかの電気代の収支目安をスマートフォンやタブレットにわかりやすく表示。
画面背景にはお気に入りの写真を登録することができます。例えば計測対象の部屋の写真や、計測対象機器の写真などを登録することができるので、家全体の電力分布をユーザーが一目でイメージできる。
また、中央のリング上に各系統の使用電力量に比例して、色分けして表示されるので、直感的に使用電力量の割合も簡単に把握することができる。
各系統の写真をタップすることで、系統毎のグラフを表示することも可能。
・メイン画面
【製品仕様】
型番 :IRU-03ZWCT/IRU-03ZWCT-S
ネットワーク接続部:有線LAN データの転送速度 10/100Mbps(自動判別)
コネクタ RJ-45(10BASE-T/100BASE-TX-2)
無線LAN 準拠規格 IEEE802.11n/IEEE802.11g/IEEE802.11b
周波数帯域 2.4GHz帯
データ転送速度 300Mbps(理論値)
定格電圧 :単相3線 50/60Hz
消費電力 :3W
電力計測下限 :5W
サイズ・質量 :外形寸法(mm) 約148(W)×148(D)×26(H)
本体質量(g) 約318(CTクランプを除く)
【対応アプリ】
iOS/Android対応『gHOUSE』アプリ
【iRemoconとは】
『iRemocon』に家電のリモコン信号を学習させることによって、自宅や外出先からスマートフォン(iPhone/Android)で様々な家電をコントロールすることができる家電製品。
発売以来、一般のユーザーだけでなく、スマホを利用して手軽にホームオートメーションが実現できる機器として、マンションデベロッパーやハウスメーカー等が販売する部屋に標準採用されている。
また、リモコン画面を『iRemocon』サイト( http://i-remocon.com/ )からアクセスできる「UIデザイナー」を利用することで部品をドラッグ&ドロップして簡単に作成できる機能を搭載している。
他にも、音声認識による機器操作やGPSを利用した位置情報制御なども可能。
【特許出願中】
『iRemocon』に関する様々な関連技術について特許を出願している。
【関連サイト】
・『iRemoUnit CT』紹介ページ( http://i-remocon.com/biz/ )
・『iRemocon』サイト( http://i-remocon.com/ )
・『iRemocon』でできること(動画)( http://i-remocon.com/aboutiremoconwifi/ )
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