株式会社構造計画研究所は、LockState社が開発したWi-Fi型スマートロック「RemoteLock」の日本市場での販売を開始した。
「RemoteLock」はWi-Fi接続型電子錠(スマートロック)。管理者向けクラウドシステム「LockState Connect」から、インターネット経由で複数の鍵を一元管理できる。今後は、有用なIoTデバイス・プラットフォームも合わせて提案していくという。
RemoteLock(リモートロック)の特徴
- 鍵の受け渡しがクラウドで完結、いつでもどこからでも開け閉め可能
RemoteLockは暗証番号で鍵を開けられる。暗証番号はクラウド上で管理するため、現地に赴いての設定や、鍵の持ち運びは不要。利用者は受け取った暗証番号を入力するだけで、アプリのインストール等も必要ない。簡単に利用でき、鍵の紛失・盗難・複製のリスクが低減される。また、クラウドシステム「LockState Connect」を使えば、外出先からでも鍵がかかっているかの確認や、鍵の開け閉めができ、鍵のかけ忘れで不安になることもない。「LockState Connect」は暗証番号の有効期間を管理し、履歴管理やメール通知機能を備えている。APIを使えば、これらの機能を外部の管理システムやスケジューリングシステムと連携させて使うことも可能。
- 暗証番号は即時設定・即時削除可能、複数施設のアクセス権限もクラウドから一元管理
独自の管理者向けクラウドシステム「LockState Connect」上で、アカウントごとのアクセス権限を管理。多数の「RemoteLock」の権限変更を即座に反映できる。最大1,000ユーザーまたはゲストユーザーのアカウント発行が可能。 - 解錠を自動メール通知、履歴はクラウドで管理
いつ・どこで・誰が・どの暗証番号で入室したのか、自動的に記録され、解錠時に自動メール通知機能で管理者に知らせる。暗証番号は、利用シーンとセキュリティ環境によって、4桁から10桁までの間、自由に設定できる。管理者は過去の入退室履歴をクラウドで確認できる。 - API連携により、他社サービスや他IoTデバイスとのやり取りを統合管理
「RemoteLock」は、「LockState Connect」のAPI連携機能により、様々なIoTデバイスやシステムと連動することができる。施設やオフィス、自宅など様々な利用シーンにあわせて、カメラや温度センサー、コンセント等のデバイスや、ユーザーが利用している外部サービス・システムとのやり取りを、クラウド上で統合管理することができる。 - Wi-Fi接続および電池式のため、ケーブルの設置が不要
Wi-Fiによるワイヤレス接続の上、「RemoteLock」は電池駆動のため、LANケーブルや電源コード等の配線が不要。電池の残量はクラウド上で確認でき、電池残量が少なくなるとメールで自動通知する機能も備えている。 - オフィス・商業ビル
スタッフの入社・退職時の入室権限も即時反映できる。入室許可の期間・時間帯の設定も簡単で、清掃業者やアルバイト等、多数の出入りがあるオフィス環境でのセキュアな運用を実現。 - 賃貸物件
入居者が入れ替わる度に発生していた鍵交換も、暗証番号を変更するだけで、不要になる。また、内見希望者の時間帯だけ利用できる暗証番号を発行することで、管理会社が内見の立会いや鍵の受け渡し等の対応にかかる手間を大きく軽減できる。 - 保養・研修施設
遠隔管理により、鍵の受け渡しや利用履歴の管理が簡単にできる。不規則な利用が見込まれる施設で、管理人が常駐する必要がない。鍵の受け取り・返却が無人化されるため、管理コストを削減しながら、利用者にとっての利便性向上が期待できる。 - 宿泊施設
予約と同時に暗証番号がメールで通知されるため、スタッフが鍵の受け渡しを常時対応する必要がない。海外からの予約者に対しても、宿泊期間限定の暗証番号が発行され、利用にも特別な説明が要らないため、鍵の持ち去りや紛失のリスク、言語の壁を心配することなく、セキュリティ管理が可能。 - 住宅
鍵を持ち歩かなくても良いため、バックから鍵を探し出す手間も省ける。また、鍵のかけ忘れによる空き巣被害の防止や、紛失による締め出しがなくなるほか、暗証番号が知られてしまった場合でも即時に変更が可能なため、強固なセキュリティを実現。
自動メール通知機能により、家族がいつ帰宅したか、離れていてもリアルタイムに知ることができる。
利用シーン
【事業者・企業向け】
【個人向け】
【関連リンク】
・構造計画研究所
・RemoteLock(リモートロック)
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