AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

怠け者に朗報なスマートホーム

みなさん、つながってますか?

前回、カギとインターネットカメラといったモノ同士がつながっていると便利な生活になるということがわかりました。

もっとどんどんいろんなものがつながっていったら、生活はどうなるのか?というところを説明いたします。

さて、前回は、スマートロックとインターネットカメラ、窓センサーが連動して家のセキュリティを守りました。

窓にもセンサーをつけてみる

こんな調子で、冷蔵庫も電気も洗濯機もつないでいったら、より便利になるのでしょうか?

洗濯機をインターネットにつないでみる

まずは、個別にインターネットにつなぐ例として、あまりインターネットにつながらなさそうな洗濯機からつないでみます。

「洗濯機なんて、洗濯できればいいよ!」

という声が聞こえてきそうですが、よく考えてください。洗濯機は洗濯する以外に、ドラムにカビが生えないように定期的に洗浄したりしてませんか?

カビが生えている状態で洗濯をし続けると、せっかく洗濯してもクサくなります。

そこで、何らかのセンサーでカビが生えてきている兆候をとらえれるとします。

臭気センサーでもいいし、なんでもいいです。それが兆項をとらえたらインターネット経由で自分のスマホに知らせてくれるのです。

臭気センサーが洗浄を促す

現在だと、「DASHボタン」といって、ボタンをおせば該当商品が注文されるという、半自動のところまではすでにできています。

Amazon Dashボタン
参考:Amazon Dash http://www.amazon.com/b?node=10667898011
Amazon Dash
参考:Amazon Dash http://www.amazon.com/b?node=10667898011

消耗品をすぐ買うというために作られた「物理的なボタン」は、どんどん種類も増えていっている。

もっと怠けたい人に朗報!

IoTは、もっと怠けたい人にとっても優しいのです。そういう人は、正直DASHボタンも面倒なので直接注文してくれればいいのにと思うはずです。

IoTの社会では、洗剤は自動的に発注されて、通知がスマートフォンなどにやってくる。その上でキャンセルや洗剤を変更したければ一定時間以内にキャンセルすれば良いという流れになるのだ。

臭気センサーが検知したら、自動的にカビ取りを買う

洗濯機は、投入された洗剤の量を把握しているし、週3回洗濯をしている人だということもわかるので、あと1週間で無くなってしまうという量もわかるだろう。

さらに、洗濯機は自分の使っているカレンダーと連動することで、インターネットとつながる価値が高まる。

カレンダーとつながることで、例えばお盆や年末年始のように長期に不在の場合は前倒しで自動発注するのだ。

洗濯機がスマートになることでより一層自動化が進む

このように、洗濯機一つとっても、センサーが持ち主の様々な生活を理解するから、ヒトは洗濯機に洗濯物だけとにかく入れていけば、あとは水や洗剤が無駄にならないような、ある程度の洗濯物がたまったら勝手に洗濯をし始める。

スケジュールや、ドアセンサーによって、家主の生活がわかっているので、朝に洗濯すべきか、夜に洗濯すべきか、何時くらいから洗濯を始めればあとで臭くなったりしないか?などということも推しはかって動くようになるのだ。

全部つながったらどうなるか?

そして、そんなことができるなら他のモノもいっそ勝手に注文してくれればいいのにと思うだろう。

IoT社会での家(スマートホーム)は、上の例でも見たとおり、家主の生活を理解しているから、様々なことを自動的に処理してくれる。

冷蔵庫に関していうと、毎日卵かけご飯を食べるヒトであれば、適切なタイミングで卵を発注し、晩酌を欠かさないヒトであれば、適量のビールのストックは必ずあるようにするだろう。

掃除機は、すでに自動ロボットがあるが、これもヒトのスケジュールを見ながらしかるべきタイミングで掃除をするから邪魔にならない。

こうやって、お風呂も、部屋の換気も、空調も全部つながって家主にとって心地よいタイミングでやるべきことをやる。自動的に消耗品を補充する。

そんな生活がイメージできるのではないだろうか?

「そんな社会がくるの、本当に?」なんて思う方もいるとは思うが、実際にそういう生活はとても便利で、最低限を超える部分、例えば今晩はすき焼きにしよう!なんてことだけ考えて買い物を楽しめば良いのだ。

もちろん、醤油や砂糖などの常備品は切れることがないので、作っていたらうっかりなかった!なんて、スーパーやコンビニに走る必要は無くなるのです。

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