株式会社アクセルラボは本日、室内に設置するだけでスマートホームが実現できるIoTゲートウェイとして、「Smart Z-controller(スマートジーコントローラー)」の提供を開始。ならびに、物件サポートプラットフォーム「alyssa.(アリッサ)」のサービス内容を「alyssa.cloud(アリッサクラウド)」としてOEM提供を開始したと発表した。
「Smart Z-controller」は、設置するだけで部屋を簡単にスマートホームにできる、といったコンセプトのゲートウェイだ。製品本体に、赤外線・Bluetooth・Wi-Fi・Z-wave・JEM-Aといった多くの通信規格を搭載しているため、エアコン、照明、鍵等、部屋のさまざまな機器と通信できる。
新たな設定や開発は不要で、専用の無料スマートフォンアプリ「alyssa.」があれば、アプリから「Smart Z-controller」とエアコンや照明等さまざまな機器がペアリングでき、すぐにスマートホームが実現できるという。
また、同社では、2017年2月から不動産の総合サポートアプリとして「alyssa.」を提供。これは、物件オーナーや物件入居者への総合サポート、投資不動産の購入検討者に対しての金融情報の発信、スマートフォンで室内のさまざまな機器を操作できるIoT機能を搭載したアプリケーションだ。
同社は今回、この「alyssa.」を不動産会社、不動産管理会社等の法人に向け、「alyssa.cloud」としてOEM提供を開始する。
「Smart Z-controller」、「alyssa.cloud」を合わせて導入することで、どの不動産事業者でも、自社でアプリ開発や大きな工事をすることなく、物件をスマートホーム化させることが可能だとしている。
また、「alyssa.cloud」は、物件の入居者がさまざまな機器をスマートフォンで操作できるIoTとしての機能に加え、不動産事業者が物件オーナーや入居者とコミュニケーションを取れる機能があることも特徴だ。
不動産会社や不動産管理会社等の不動産事業者は、物件のオーナー、物件の入居者の双方とのやりとりが数多く発生し、物件オーナーへの家賃入金等の連絡、入居者への案内事項におけるメールの送付、印刷物の郵送や掲示など、時間や手間がかかっている状態だという。
そこで、「alyssa.cloud」のコミュニケーション機能でこれらが改善できるとしている。入居者に加え、不動産事業者や物件オーナーも使用できるアプリだ。
【関連リンク】
・「Smart Z-controller」詳細ページ
・「alyssa.cloud」詳細ページ
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