ソフトバンク株式会社と、インドネシア共和国のLippoグループ傘下のPT Link Net Tbk(以下、リンクネット)は、Lippoが進める新都市構築構想「メイカルタ」のほか、スマートシティの開発エリアや、ヘルスケア、スマートオフィス、商業施設などにおけるIoT技術の導入やその開発、IoTのプラットフォームやソリューションの提供を共同で検討することを目的に、本年6月29日に業務提携契約を締結した。
同提携は、Lippo傘下で高速インターネットを提供するリンクネットの代表取締役社長 兼 CEOのMarlo Budiman氏と、ソフトバンクのグローバル事業戦略本部 本部長の北原秀文氏によって、ジャカルタのアルヤドゥータホテルで行われた調印式で締結された。
ソフトバンクの北原秀文氏は、次のように述べている。
「世界のモバイル事業は5G時代に突入しており、IoT技術がその革新の中心となっています。本提携は、世界市場における技術革新をさらに促進し、インドネシアにおけるICT開発をさらに発展させることに向けた当社の強い決意を表しています」
リンクネットのMarlo Budiman氏は、次のように述べている。
「ソフトバンクとの新たな取り組みで協力できることを、とてもうれしく思います。初期段階では、住居や商業施設、オフィス、街路などのほかに、われわれが進めるさまざまな不動産開発のエリアにおいて、動画解析技術と組み合わせたIoTデバイスを展開する予定です。これらの技術的な取り組みは、インドネシアをASEAN最大のデジタル経済社会にしていくことにつながります」
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